また一つ、大リーグに名言が生まれた。レイズのキャッシュ監督は4日、地区シリーズ第1戦(対アストロズ)の完敗を受け「うちはバーランダーされた」と評した。大リーグ公式サイトが報じた。英語のコメントは「We got Verlander―ed」。7イニング1安打無失点だった相手先発バーランダーの名前に、本来は動詞の後に付けて受け身の意味を表す過去分詞の「ed形」を用いた。
米メディアの質問は「いずれまた(第5戦で)バーランダーと対戦しなければならない。そのときに向けたプラスの材料は何か見つかったか?」。これに対し、キャッシュ監督は自虐的に笑った後、「ノー」と断言。その直後に「バーランダーされた」のコメントが飛び出した。
この言葉を伝え聞き、感想を尋ねられたバーランダーは、一瞬きょとんとした後「何と言えばいいか…分からないよ。その答えは、相当なお世辞だね。それ以外、何と言っていいか分からない」と、再び笑った。