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【グラニュース】

前田「必死です」 2戦連発で自己最多8点目決める

2019年10月5日 紙面から

リフティングする前田(手前)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)

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 名古屋グランパスは5日、大分戦に臨む。前節・広島戦で昨季記録した自己最多7得点に並んだFW前田直輝(24)は、2戦連発での記録更新に意欲を示す。絶対的なストライカー不在の中、チーム単独トップに立ったレフティーがフィッカデンティ新監督の「縦に速い攻撃」を体現し、6試合ぶりの勝利に貢献する。4日は愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開の練習をした。

 昨季得点王のFWジョーを抜いてチーム単独トップに立っても、ゴールへの欲望は尽きない。次に前田が挑むのは、1年前の自分超え。常に成長を追い求めるプロ7年目の24歳が、自己記録更新で自らの殻を破る。

 「シーズン何得点ではなく、毎試合得点したいという気持ちでプレーしています。1点取れれば、2点目が欲しい。人間は欲深い生き物ですから、ゴールへの欲にあふれています」

 チームの行方を左右する男だ。昨季はジョーの24得点に対し、夏に加入した前田がチーム2位の7得点。だが、今季はジョーが6得点と不調。2年連続のJ1残留争いを戦う上で、絶対的なストライカー不在の穴を前田を筆頭にした攻撃陣が埋めなければならない。

 新指揮官のホーム初陣を、何としても白星で飾りたい。フィッカデンティ監督の下で意識するのは、DFラインからのロングボールも使った縦に速い攻撃。「スペースを使って勢いを持てるような状況は増える。(前線の)3人で攻撃を完結させられるぐらいのクオリティーを見せたい」と意気込んだ。

 

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