中日のライデル・マルティネス投手(22)が5日、中部国際空港発の飛行機でキューバへ帰国の途についた。支配下2年目の今季は一時、抑えを務めるなど43試合に登板し、1勝4敗8セーブ、防御率2・66。「クライマックスシリーズ(CS)に行けなかったけど、1年のほとんどを1軍で過ごせたのは自信になったし、とてもすばらしい年になった」と手応えを口にした。
11月にはキューバ代表として国際大会「プレミア12」にも出場する右腕は「来年ももちろんドラゴンズでプレーしたい。CSに行けるように役に立ちたい」と強調。球団は複数年契約を提示し、残留に全力を注ぐ。育成選手のアリエル・マルティネス捕手(23)とリナレス巡回コーチもともに機上の人となった。