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【社会】目黒虐待死 父「1日複数回 暴力」 被告人質問 上京後、頻繁に
東京都目黒区で昨年三月、両親に虐待された船戸結愛(ゆあ)ちゃん=当時(5つ)=が死亡した事件で、傷害や保護責任者遺棄致死などの罪に問われた継父の雄大(ゆうだい)被告(34)は四日、東京地裁であった被告人質問で「しつけがうまくいかず、暴力を振るうようになった」と述べた。一家が上京した昨年一月以降は、「(毎日に近い)かなり多くの日数、暴行した。一日に複数回やったこともあった」と話した。 被告人質問で雄大被告は、元妻の優里(ゆり)被告(27)=一審で懲役八年判決、控訴=と結婚した二〇一六年四月ごろから、子育て方針を巡り優里被告を「泣くまで威圧」するようになったと説明。「あまり食べ過ぎないように」などとしつけようとしたもののうまくいかず、「怒りが強くなり、暴力になった」と述べた。 香川県から目黒区に転居した昨年一月、結愛ちゃんの生活態度に「怒りを爆発させた」雄大被告は、一日一食などの食事制限をした上で、頭をたたいたり、冷水を浴びせたりする暴力を繰り返したという。 検察官から暴行の頻度を問われると、「必ず毎日というわけではないが、かなり多かった」と述べた。公判は七日に結審し、判決は十五日に言い渡される予定。 PR情報
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