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これまでの放送

バリバラ×セサミストリート

放送日

2月11日(日)夜7:00

再放送2月16日(金)0:00(木曜深夜)

出演者

栗原類ほか

バリバラ×セサミストリート
友達とのコミュニケーションがうまくいかないことに悩む、小学生の女の子が主人公。会話から思惑を読み取るのが苦手なため、場の流れにそぐわない返答をしてしまうことが続き、自信を失っている。番組は、彼女が過ごしやすくなるきっかけを作るため、アメリカの子ども番組『セサミストリート』とコラボレーション。エルモと、発達障害のある新キャラクター・ジュリアが、主人公の思いや特性をクラスの子たちに表現する手伝いをしながら、互いを理解するきっかけを作っていく。多様な子どもが共に生きる、クラスづくりのヒントを考える。
特設ページはこちらから

内容

出演者

  • 栗原類さん  (モデル・俳優/発達障害を公表)
  • ゆりちゃん  (小学5年生)
  • けいた君   (小学3年生)
  • ねぎちゃん  (高校3年生)

バリバラ×セサミストリート写真1

車椅子の子、移民の子などさまざまな背景のキャラクターが登場し、多様性にあふれた番組「セサミストリート」。そんな番組からやってきたエルモとジュリアが訪ねたのは、横浜市の小学校。5年生のゆりちゃんに会うためだ。ゆりちゃんは、相手の感情を読み取るのが苦手なため、会話のときは聞かれたことに答えるだけで話が終わってしまうこともしばしば。思いついたことをそのまま話してしまう特徴もあり、相手が戸惑うことも多い。かみ合わないことに悩むゆりちゃんは、クラスでほとんどしゃべらなくなった。「自分と同じような子は、この世の中にいないと思う」

きみはひとりじゃない! ジュリアmeetsゆりちゃん

バリバラ×セサミストリート写真2

そんなゆりちゃんと、ジュリアが初対面。ジュリアもゆりちゃんと同じように、コミュニケーションが苦手。それを知ったゆりちゃんは、ひとりじゃないことを知り、友達と話がかみ合わない悩みをジュリアに打ち明けた。そして、友達とどうなりたいかと問われ、「仲良くしたい」という自分の気持ちに、ゆりちゃんは気づいてゆく。

どこにある?コミュニケーションのすれ違い

バリバラ×セサミストリート写真3

「会話がかみ合わない自分を、みんなに分かってほしい」と願うゆりちゃん。そこで、ゆりちゃんの特性を理解してもらうため、とあるやりとりを、クラスのみんなに見てもらうことに。それは、音楽発表会でジュリアとエルモの間に起こった、さまざまなすれ違い。エルモはジュリアに、必死に立つ位置を教えるが、ジュリアは、“そこ、ここ”といったあいまいな指示語が理解できず…。エルモに「怒っているの?」と心配そうに聞く場面も。実はかつて、ゆりちゃんとクラスのみんなとの間にも、似たような出来事があったのだ。

相手の特性に合わせて、伝え方を工夫することも大切

バリバラ×セサミストリート写真4

エルモとジュリアのやり取りを見たクラスのみんなは、相手の特性にあわせて、伝え方を工夫することも大切だと気がついた。そんな友達に対して、ゆりちゃんも気持ちを伝えるための「お助け絵カード」を作ってきた。そのカードを見せて、仲良くなりたい気持ちを伝えることができたゆりちゃん。ようやくお互いに一歩が踏み出せた。後日、ゆりちゃんの元を訪ねてみると、みんなと将棋で楽しく遊ぶ姿が。少しずつ理解が深まり、距離が縮まったようだった。

学校での悩みを語り合う

バリバラ×セサミストリート写真5

クラスの友達や先生に伝えたいことって、たくさんあるはず。そんなとき、口ではうまく言葉にできなくても、伝える方法はきっとある!そこで、スタジオに来てくれた子どもたちも、自分の特性や思いをクラスの友達や周りの人に伝えるお助けアイテムを、披露しました。


ほかにも気持ちを伝えるアイデアはいろいろ!詳しくは特設ページで!

玉木幸則のコレだけ言わせて

玉木幸則のコレだけ言わせて

「あの授業は全国の学校で意識的にやるべき」

今回のゆりちゃんの授業、ちょっとやっただけでクラスの子どもたち、みんなが理解していた。その理解がすごい早かった。あんなふうにできるのなら全国の学校であの授業をやればいいし、意識的にしないといけない。これは道徳の時間なんかで必須でやるべきやと思う。教科書を使わなくても、自分たちのクラスにとって身近な問題があるなら、それを子どもたちと話し合って解決することが大切。今回は小学5年生やったけど、ほんまは1年生くらいからちょっとずつやっていかなあかん。一過性の理解じゃなくて、反復することも大切。その年齢なりの思考で考えてみるやん? もちろん大人になっても考えないといけないわけで。あと、その授業をおこなう前には必ず、当事者の子どもと親、先生とがよく話し合って、どんなことをどこまでどう伝えたいかをしっかり共有しておくことが大切やと思う。

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