ヤンキースの田中将大投手(30)が5日の地区シリーズ第2戦(対ツインズ)で投げ合う相手は、ジェイク・オドリッジ(29)が濃厚だが、3日の大リーグ公式サイトによれば、第1戦の結果次第で新人のランディ・ドブナック(24)が大役を任される可能性も残されている。
ツインズのバルデリ監督は「第2戦以降に誰が投げるかについては、現時点で詳細を伏せておく方が理にかなっていると思う。第2戦は第1戦に影響されるかもしれないからね」と語るにとどまった。
オドリッジはメジャー8年目の今季、初めて球宴に選出されるなど30試合で自己最多、リーグ8位の15勝(7敗)、同6位相当の防御率3・51と活躍。ヤンキース戦に限れば、今季2試合で防御率8・10と苦しんでいるが、「強豪相手でも敵地でも、投げた経験はたくさんある。いま以上に準備万端だったときはないよ」と自信満々に語った。
ちなみに、こちらも球宴に選出された田中は今季32試合(先発31)で11勝9敗、防御率4・45だった。ルーキーのドブナックは9試合(先発5)で2勝1敗、防御率1・59とデータは少ない。
4日の第1戦は、エース右腕ホセ・ベリオス(25)がヤンキース先発の左腕パクストンと投げ合うことが決まっている。