| 最近のコメント 10 |
| ★4 | アナベル 死霊博物館(2019/米) | 今回は留守番する娘とベビーシッターたちの変則ガールズムービー風になってるのが良い。その名の通りウォーレン家に陳列されてるオカルトアイテム総動員で、あの手この手で怖がらせてくる恐怖演出の楽しさがやはりこのシリーズの醍醐味だと感じた次第。楽しめる1作。 | [投票] |
| ★4 | 帰れない二人(2018/中国=仏) | ジャンクーでは久々に乗れた。発砲の潔さ、ロングショットの乾いた叙情、近作に垣間見えた「迷い」が断ち切られている印象。 | [投票] |
| ★4 | 必殺マグナム(1986/米) | 面白い。粗製濫造激しい80年代ブロンソンB級アクション中では最優秀の出来。建造物の構造が否応なしに『M』を想起させるクライマックスのアクションは、敵と味方の位置を一目で把握できる気の利いたショットが連鎖し、映画の美しさたる空間的広がりを満喫できる。ホテルの受付係が面倒そうに客に対応する様を見せるなど一瞬の端役へのキャラの立たせ方も素晴らしい。 | [投票] |
| ★4 | ウエストワールド(1973/米) | 密かに気に入っているスプーフ西部劇。前半部でのディテールへの拘りがまず良い。現地へ行くまでの旅程の様子、ロボットの回収作業、修理作業の細かな描写。ここで妥協する映画はつまらない。一種のスプーフ西部劇というだけでなく、中世や古代ローマの風景に西部のガンマンを歩かせるというのも実にユニークかつ面白いアイデア。 [review] | [投票(1)] |
| ★4 | アクエリアス(1987/伊) | アルジェントとマリオ・バーヴァ以外のジャーロならば、やはり本作が見応えのある出来と思う。クライマックスの「殺人舞台」につきる。 | [投票] |
| ★4 | マネーモンスター(2016/米) | やはりジョディ・フォスターには才能がある。画面内画面を拵えて今風を装いつつも演出自体は実に古典的。机に置かれた銃とそれを見るクルーニーの視線の動きをカットバックさせる繋ぎなど何とも正統派だ。恋人が説得するかと思いきや罵倒しまくって縁を切られるといった捻り具合も女性監督らしい視点で良い。 | [投票] |
| ★4 | ホット・スポット(1990/米) | やっぱりデニス・ホッパーはさすがだ。緩い作りのノワールだがその緩さが癖になる素晴らしさ。ジェニファー・コネリーとヴァージニア・マドセンを魅力的に撮るという一点に賭けている。窓越しにコネリーを見る視点の挿入も映画史的な血筋の良さを感じさせる。 | [投票(1)] |
| ★4 | ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米) | [ネタバレ?(Y3:N4)] 芯のないお話の傍流を濃密な演出(頻出する歩行する脚のカットや馬の疾走、車で街を流す画やクレーンショットの数々。映画が盛り上がる)で描き、演技論を語る少女(2回あるアップの美しさ!)やヒッチハイカーとの会話など何気ない場面も飽きさせない。今回はアルトマンの流儀できたかと思わせる。忘れた頃に出てくる火炎放射器に爆笑。 | [投票(3)] |
| ★4 | 君は僕をスキになる(1989/日) | 悪くない。冒頭からヘリコプターの室内を別のヘリから撮影している。クレーン撮影も多い。坂道の多いロケーション、ともかく役者を走らせようとする演出、クライマックスの雪の質感、美点が数多くある。こういった手間暇をかけた画面が映画を面白くする。そして何より斉藤由貴がめちゃくちゃ可愛いのだ。邦画クリスマスラブコメものとしては、傑作『恋は舞い降りた』に次ぐ出来とすら思う。3.5 | [投票] |
| ★4 | ワイルド・ストーム(2018/米) | このロブ・コーエンは『デイライト』以来の充実ぶりで、良い感じのB級活劇に仕上がっている。嵐映画では『ツイスター』以来の快作か。 [review] | [投票] |