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【ドラニュース】

松坂の中日退団が決定 「いろいろ考えた末」決断

2019年10月4日 12時50分

スーツ姿でナゴヤ球場に来た松坂

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 中日・松坂大輔投手(39)の退団が4日、決まった。同日、ナゴヤ球場で加藤宏幸代表(60)と面談して退団する意思を伝え、来季も契約する意思を示していた球団も了承した。松坂は現役続行を希望しており、今後は他球団への移籍を目指す。

 会談を終えた加藤代表は「『いろいろ考えたすえ、ドラゴンズを退団することにしました』と言われ、こちらからは『わかりました』と話をした」と語った。加藤代表によれば、3日の昼に松坂から退団する意思を告げる電話があったといい、この日に面談して、話を聞いて正式に了承した。加藤代表は「『ドラゴンズで2年間、ありがとう』という話をした。彼のようなスーパースターがドラゴンズで2年間プレーしてくれて、若い選手たちもすごく影響を受けて、非常に感謝している」とも話した。

 キャンプ中に右肩を負傷した今季は大幅に出遅れ、1軍昇格はオールスター後。わずか2試合の登板で0勝1敗。7月28日に2軍に降格し、そのままシーズンを終えていた。去就が注目された中、9月1日に加藤代表と会談し、現役続行希望を伝えた。そして9月27日に行った2度目の会談では、中日は来季に松坂と契約する意思を伝え、年俸も大筋の考えを伝達。今季の8000万円(推定)から減額制限を超える大幅減とする意向を伝えたとみられる。松坂からの返答を待っていた中、本人が退団の意思を示した。

 

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