2011年03月30日

周波数特性

昨日の続きです。

ジュリア試聴室で、f特を測りました。

部屋は、音響対策と省エネ対策が施されており、
条件は、素晴しく良いところなのですが、
市販のスピーカーで、
あまりにも素晴しいf特が出てビックリしています!

ヤラセに近いほど、フラットな特性なので、
測り始めた時、
「機器がおかしい?と思った」って業者がつぶやいていた...。

IMG_2741.JPG

B&W Nautilus805の周波数特性

(No.1)/(No.2)は、製造番号、最後の番号

トィーター軸上 1m 
(No.1)
IMG_2745.JPG

(No.2)
IMG_2746.JPG

問題はトィーターなので
ぐっと近づいて測った結果です。

低域側が驚くほどフラットですが、
もちろん低域から高域まで音を出して測っています。

トゥイーター軸上 20cm
(No.1)
IMG_2747.JPG

(No.2)
IMG_2748.JPG

トゥイーターの音の差を見るため
(No.1)と(No.2)の特性を合わせてみる...
IMG_2749.JPG

高域側のアップ
IMG_2750.JPG

殆ど同じなので問題なし
定規で引いたようなフラット特性に驚く!

昨日から触っているNautilus805ですが、
これで全て解決した感じです。




時間があったので
JBL4365の周波数特性も測ってみました。

こちらは、
リスニングポジションを意識して
基本の1mと、
イスが置いてあるリスニングポジションで測りました。

基本の1m
IMG_2743.JPG

JBL4365 1m(Lch)
IMG_2751.JPG

「素晴しい」!!

JBL4365 1m(Rch)
IMG_2752.JPG

「全く問題なし、惚れ惚れします。」


(試しにL/Rを合わせてみる)
IMG_2756.JPG

音響対策してあるとはいえ
凄すぎて笑えてくる...。

リスニングポジション(L+R共に出力) (イスが置いてあっていつも聴いている場所です。)
IMG_2753.JPG

もう、ヤラセに近い特性です。
しかし、
JBLって何時からこんなフラットになったんだ?

拡大(低域側)
IMG_2754.JPG

拡大(高域側)
IMG_2755.JPG

有名な、何とか式の部屋より完全に優秀!

省エネ対策と、吸音材のカルムを使用しなければ
この部屋の音響対策に掛かった改装費用は
税込みで¥200万弱です。
興味のある方はご相談ください。


聴感上の音の良さと周波数特性は別だと思いますが、
測った特性が凸凹より、フラットな方が気分は良いですね!


タグ:周波数特性
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posted by Lansing at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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