トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

視界良好? 初日はV圏3打差 渋野日向子「バンカーは下手だけど…」

2019年10月3日 21時47分

キャディーバッグからピカチュウが見つめる中、9番2打目が木超えのため思案する渋野日向子

写真

◇日本女子オープン第1日(白山ヴィレッジGC)

 注目の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=の第1ラウンドは8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67。首位と3打差、5アンダー7位の好位置につけた。

 5アンダー×4日間で通算20アンダーに。渋野本人が掲げた目標通りの67で初日を終えた。「今日は今年一番と思うぐらいショットがよかった。それでこのスコアが出せたと思います」という。

 1番パー5で第3打を2メートルにつけバーディー発進。4番でも残り85ヤードを1メートルに寄せてバーディーを奪った。だが、好事魔多し。6番パー5の第2打で「ちょっとつま先下がりのライだったので、スライスボールが出るだろうと左めを狙って打ったのが、逆に引っかけて…」。ボールは左サイドのレッドペナルティーエリアへ。結局6オン1パットのダブルボギー献上となった。

 それでも「バウンスバック(ボギー以上をたたいた直後のホールでバーディーかそれより良いスコアを獲得する率)女王」の渋野は、サラッと気持ちを切り替え「まあショットの調子もいいし、まだまだ残りホールもあるし。しゃーないわ!」と次のホールへ。7番で2・5メートル、8番パー3ではグリーン左のバンカーからの第2打をカップインさせ、連続バーディーを決めてみせた。

 9番でも左足下がりからの第2打が思ったように上がり切らず、木の枝を直撃。ボギーをたたいたが10、11番の連続バーディーで”利息を付けて”返済(!?)した。「バンカーショットは下手くそなので、あのカップインは助けられた。思ったように打てたわけじゃないけど。うれしかった~。ティーショットでフェアウエー外したのも最後の18番だけだし」と、運とショットのよさを強調。が、この日はパット数も出場選手中最少の25。シブコらしさを見せていた。

 15、17番でもバーディーを追加し「今日の感じであと3日間もできればいいスコアが出ると思う。しっかり攻めのゴルフをしたい」と渋野。柳簫然(ユ・ソヨン)の絶品アプローチに「見て学ぶしかない」と目を凝らしつつ、勝利を目指す残り54ホールだ。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ