サンディエゴ留学とは？特徴とメリット・デメリットを徹底解説！

サンディエゴはカリフォルニア州に位置し、温暖な気候と穏やかな街の雰囲気が感じられる人気の留学先です。

しかし、留学でサンディエゴへ行く場合、具体的なイメージがつかないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、サンディエゴの基本情報や魅力、サンディエゴ留学をするメリットとデメリット、さらには渡航前に知っておきたい注意点もご紹介します。アメリカ留学を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

サンディエゴの基本情報

サンディエゴは、アメリカのカリフォルニア州に位置しています。メキシコとの国境がある街でもあり、昔はスペイン領やメキシコ領でした。スペイン語圏のメキシコが近いこともあり、街中にはスペイン語表記がよく見られます。

気候は、年間を通して暖かく、平均最高気温は20℃前後です。降水量も1年を通して少なく、特に5月から9月はあまり雨が降りません。ただし、夏になると沿岸部は暑く、山岳部は涼しいというように、地域で気候が異なります。海や山、砂漠といった自然もたくさんある街です。

時差は17時間あり、サマータイム（毎年3月中旬から11月上旬まで）には、16時間に縮みます。日本から渡航する場合、成田−サンディエゴ間の直行便が運航されています。もしくは、ロサンゼルス経由の便も東京や大阪から運航しており、フライトは平均10時間です。

ビザは、3カ月以内ならば必要ありません。アメリカは期間に関わらず、入国にESTAの申請が必要なため、忘れずに取得しましょう。

サンディエゴの特徴

サンディエゴの大きな特徴は、寒暖差の少ない気候、スペイン語表記が見られること、日本人の数が多いことにあります。

特徴（1）寒暖差の少ない気候

サンディエゴは、1年間の寒暖の差が少ない地域です。雨も少なく、日本のように四季と気温の変化に振り回されたり、湿気でじめじめとした雰囲気を感じることはありません。

平均気温は、年間を通して20℃前後です。また、5月から9月にかけては特に雨が少なく、ほとんど降りません。そのため、気温差で体調を崩すといったことも起きにくく、ストレスも少ないです。

気候の変化が激しくないということは、服装も身軽になります。長期留学でも、少ない荷物で渡航できるでしょう。
サンディエゴの天気・気候と服装

特徴（2）英語とスペイン語表記が見られる

サンディエゴには、スペイン領やメキシコ領だった過去があります。そして、メキシコと国境を接している街。そのため、街中の看板にはメキシコの言語であるスペイン語の表記も見られます。

「人種のるつぼ」と言われているアメリカでも、2カ国語の表記が見られる街は多くありません。英語だけでなく、スペイン語を学ぶこともできるでしょう。

特徴（3）2万人の日本人が滞在している

サンディエゴがあるカリフォルニア州はアメリカの中でも日本人が多い地域です。その中でも、サンディエゴは特に多いと言われています。

カリフォルニア州にいる日本人は約13万人で、サンディエゴには約2万人の日本人が暮らしています。日本人留学生も多い上に、現地の日本人コミュニティもあるため、困ったときも安心でしょう。

サンディエゴ留学のメリット

サンディエゴ留学には、物価が安い、都会と自然の両方を感じられる、スペイン語を学べるといった3つのメリットがあります。

メリット（1）カリフォルニア州の中でも物価が安い

サンディエゴは、アメリカの中でも物価が安いことが魅力です。物価が安いと生活費が抑えられるため、留学費用全体の節約にもつながります。

アメリカへの留学というと、費用が高いイメージがありませんか。長期留学となると、かなり貯金をしなければいけません。しかし、アメリカの中でもカリフォルニア州は物価が安く、サンディエゴは特に安いのです。

食材をスーパーで買って自炊するというように、ローカルなお店を使うと特に安いと感じるようです。他の地域よりも、長期留学がしやすいでしょう。

メリット（2）都会での生活と自然の両方を満喫

カリフォルニア州は全体的に、海沿いの街が多いです。サンディエゴも海や山といった自然の多い地域ですが、中心地に行けば都会の街並みが広がっています。

サンディエゴは場所によって雰囲気が変わります。街中に見られるのはバルボアパークという、美術館や博物館、動物園、植物園などが集まった憩いの場所。一方でショッピングセンターやレストランもあり、価格帯も庶民的な所から高級な所まで幅広い店が立ち並んでいます。

都会も自然も満喫できるため、不便を感じることはほとんどありません。

近郊都市へも近く、ロサンゼルスへは車で2時間、飛行機ならば1時間未満で到着します。勉強も遊びも楽しみたいという場合、どちらも満喫できるでしょう。
サンディエゴ観光といったらここ！現地で楽しめるおすすめスポット13選

メリット（3）スペイン語を学ぶきっかけになる

サンディエゴは、スペイン領だった過去やメキシコと国境が近いことから、スペイン語が街中でよく使われています。サンディエゴで生活する内に、第3言語としてスペイン語を学ぶこともできるようです。

スペイン語表記は、英語と一緒に書かれています。そのため自然と目に入り、簡単なスペイン語ならちゃんと学習をしなくても覚えることが可能です。スペイン語は英語と同じアルファベット表記で覚えやすく、サンディエゴ留学がきっかけで勉強を始める人も少なくありません。

なので留学をきっかけに様々な文化に触れてみたいという人には特にオススメです。

サンディエゴ留学のデメリット

サンディエゴ留学には、観光気分の人もいる、英語とスペイン語が混ざる、日本人とばかり過ごす可能性があるというデメリットもあります。

デメリット（1）観光気分の留学生も多い

サンディエゴは、都会でありながら自然や観光地も多く見られる土地。しかし、他国のように、英語にだけ集中できる環境が用意されているわけではありません。

サンディエゴは、アメリカ人にとってのリゾート地です。そのため観光客も多く、遊ぶ場所もたくさん作られています。自然も多いことからのんびりとした空気があり、雰囲気に流されてだらだらと過ごしてしまう留学生も中にはいます。

メリハリをつけながら勉強を続けるためにも、ある程度の自制心が必要となってきます。

デメリット（2）英語とスペイン語が混ざる

サンディエゴの街中には、スペイン語表記が見られるとご紹介しました。新たな言語を学ぶきっかけにはなりますが、英語初心者の場合、混乱してしまうことがあるようです。

英語を基礎から学んでいる段階だと、覚えていない単語もたくさんあります。それに加えてスペイン語を知らないと、どちらが英語でどちらがスペイン語なのか分からなくなります。間違ったスペルで英単語を覚えてしまう可能性もあり、英語初心者には大変な環境です。

デメリット（3）場所や学校によっては日本人が多い

サンディエゴには、約2万人の日本人が住んでいます。安心感もありますが、日本人留学生も多いため、「日本語ばかり使っていた」という失敗がないとは言い切れません。

日本人が多いだけでなく、長期休暇など時期によっては日本人留学生が押し寄せます。そのため、語学学校にも日本人がたくさんいて、ついつい日本人同士で固まってしまったということも起こり得ます。せっかく留学したのに、英語を使わないのはもったいないですよね。

ただし、メキシコを始めとする中南米からの留学生も多く、他の地域では少ない国籍の人との出会いも多いです。自分で英語を話す環境を作れば、日本人が多くても問題ありません。

日本人が少ない語学学校は以下のページにて紹介しているので、外国人が多い環境の中で勉強したい方は参考にしてみてください。
サンディエゴの外国人生徒が多い語学学校まとめ

サンディエゴへ留学する際に知っておきたいこと・注意点

サンディエゴ留学前に、知っておきたいことや注意点もあります。治安は良いものの、スリやひったくりなど、気をつけるべきことは知っておきましょう。また、昼と夜の寒暖差にも要注意です。

移民は多いものの治安は良好

サンディエゴには、メキシコと国境が近いことから、中南米の移民も多く住んでいます。移民と聞くと、治安が悪いのかと考えることもあるかもしれません。しかし、サンディエゴの治安は良く、犯罪発生率も低いです。

サンディエゴでは、殺人や強姦といった犯罪はあまり発生していません。アメリカの中でも比較的安全で事件も少ないです。ただし、スリやひったくりといった軽犯罪は時々発生しています。夜遅くに1人で歩かない、貴重品の管理は気をつけるというように、最低限のことには気をつけましょう。

より具体的なトラブル事例、注意が必要なエリアは以下の記事で紹介しているので、現地の治安情報が気になる方は参考にしてみてください。
サンディエゴの治安は大丈夫？現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介

昼と夜の寒暖差に注意

サンディエゴは1年の寒暖差が少なく、過ごしやすい気候の地域です。しかし、昼と夜の気温差は激しいと言われており、1日の中で気温が大きく変化します。温度調整のできる、羽織りものは持ち歩いておきましょう。

サンディエゴでは、昼と夜の温度差が5℃から10℃以上開く日もあります。昼は暖かくても、夜は冷えを感じることがあるかもしれません。羽織って温度調整ができる、パーカーやジャケットを持って行きましょう。

サンディエゴ留学のまとめ

アメリカのカリフォルニア州に位置し、年間を通して暖かいサンディエゴ。英語とスペイン語の2カ国語表記が見られるなど、魅力の多い街です。

サンディエゴ留学の特徴は、主に以下の3つです。

• ・寒暖差の少なくて過ごしやすい気候
• ・英語とスペイン語の2カ国語での表記
• ・日本人が2万人居住

自然も多く、勉強も遊びも楽しめたり、第3言語を学ぶ機会があるというメリットがあります。しかし、反対に観光気分の学生や日本人ばかり見かけるといったデメリットもあります。自分でメリハリを付けつつ、楽しくサンディエゴでの留学生活を送りましょう。

もしバギオが留学先として自分に合っていると感じた方は、具体的な語学学校を決めていきましょう。

サンディエゴでおすすめの学校や、留学費用について知りたい方は以下で紹介しているので参考にしてみてください。
サンディエゴの人気語学学校ランキング
サンディエゴ留学の1ヶ月の費用

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