阪神電鉄は1日、鳴尾駅(兵庫県西宮市里中町3)の駅名を「鳴尾・武庫川女子大前」駅に変更した。近隣にあり沿線のまちづくりや活性化で連携協定を結ぶ武庫川女子大(同市池開町)の名を記した。
2017年に一新された駅舎は、かつて鳴尾浜沖を行き交った船の帆をイメージした丸みのある外壁などが特徴で、武庫川女子大大学院建築学専攻の学生らがデザインした。ホームのモザイクタイルにも、鳴尾浜や六甲の山並みが表現されている。
ホームにある8カ所の看板の掛け替えは、終電後の1日午前0時40分ごろから行われ、同駅で電車を降りた3年の女子学生(21)は「駅名の変更で大学の知名度が向上してほしい」と期待した。
学校法人武庫川学院は今年で創立80周年を迎え、来春に建築学部や経営学部など3学部の新設を予定。今月7日には同駅高架下に講義室やカフェなどを備えた「武庫女ステーションキャンパス」がオープンする。(名倉あかり)
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