アルベドさん大勝利ぃ!   作:神谷涼

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 伸ばさずこれで終わらせようと思ったら、長めになりました……。



閑話:ラナーさん大勝利ぃ!(後編)

 

「動き回るな、下等生物(ゴミムシ)

 

 メイドはそう言って、冷たく二人を睨みつける。

 クライムが、ラナーを庇うように立ちはだかり、睨み返した。

 

「っ! ラナー様、お下がりください!」

下等生物(カマドウマ)が騒ぐな」

 

 必死の形相になる少年に、メイドは淡々と言う。

 

「あ、あなたは、モモンガ様の側室になられた――」

「…………」

 

 かぁっと、冷たい美貌が紅くなり、恥じらいながらこくんと小さく頷く。

 

(乙女かよ)

 

 ラナーは思わず、素で突っ込みかけた。

 緊張と疲労……そして空腹でもあるクライムは気づかなかったようだが。

 このメイドに演技は求めない方がいい。

 幸いクライムは動転している。

 今のうちに“手続き”を済ませてしまおう。

 

「ナーベラル様! これはどういうことです!」

「…………」

 

 メイド――ナーベラルは冷たい目で二人を見た。

 その目は値踏みするようにも、射抜くようでもある。

 クライムがさらに警戒を強め、徒手空拳でも抗おうと構えるが。

 人間観察において超越的能力を持つラナーにはわかる。

 

(あ、これ何も考えてないというか、意味わかってない……)

 

 ラナーが全てフォローするしかない。

 

「私はナザリック魔導国の執政官となったはず! どうして森にいるのですか!」

「……ふ、ふん、お前たち下等生物(シロアリ)には過ぎた住まいだ」

 

 ナーベラルの目が一瞬、踊った後。

 冷たい声で言い放たれる。

 これまたクライムは気づいていないが……棒読みである。

 表情の変わらぬ冷たい美貌がなければ、少年も普通に気づくだろう。

 

(もう少し有能な人を送ってほしかったわ……モモンガ)

 

 朝から初めて、モモンガに失望した。

 

「住まいとは……どういうことですか」

「お前たちはこれから、ここで暮らせ。執政官の仕事は、我々の配置した二重の影(ドッペルゲンガー)が、モモンガ様の思う通りに行う」

 

 淡々と言うナーベラル。

 抑揚も煽りも何もない。

 ラナーとしてはじれったい。

 だが、クライムはそれゆえ、不気味さと怒りを感じた。

 

「やはり、お前たちラナー様を……!」

「〈人間種束縛(ホールド・パーソン)〉……下等生物(マダニ)風情が」

 

 飛び掛かろうとしたクライムの動きが、封じられる。

 

「く、クライム!!」

 

 とりあえず、攻撃魔法を使っておらず、安心するラナー。

 動けなくなったクライムに身を寄せ、心配そうに体をさする。

 

(早く用を済ませて帰ってくれないかしら。効果時間が過ぎるまで、クライムの体中を堪能したいのだけど)

 

「餌をやる。モモンガ様の御慈悲に感謝して食べろ」

 

 明らかに面倒そうな様子である。

 ラナーにもクライムにも、彼女自身は何の価値も感じていないと、ありありとわかる。

 

(利用価値とか言っておきなさいよ……)

 

 呆れながら、ラナーはナザリックNPCの評価を下方修正した。

 ナーベラルも、さっさと用を済ませたいのだろう。マジックアイテムなのだろう、小さな袋の中から、なかなか豪華な食料を出している。様々なサンドイッチ、クッキー、複数種類の飲み物。フルーツは勝手に森で採取しろということか。

 

(……ちょっと凝りすぎじゃないかしら。もう少し、囚人らしい粗食にしてもらえば、黒パンや干し肉をクライムに噛ませて、口移しで食べさせてもらったりもできたのに)

 

 この辺り、事前に希望をきちんと言わなかったラナー自身の不覚。

 もっとイメージトレーニングを重ねておくべきだったと、少し後悔した。

 

「明日以後の餌は、最初の場所に置いておく」

 

 それだけ言って、メイドは転移し、姿を消す。

 面倒そうに、見下し切った態度のままだった。

 このあたり、人員についてモモンガに相談すべきか。

 金髪の人か、メガネの人は、有能そうだったのに……。

 などと考えながらも。

 

「クライム! クライムしっかりして!」

 

 涙ながらにクライムの体中をまさぐり、そんな己に触れられて硬くなり始めているものも、しっかり握らせてもらうラナーであった。

 

 

 

 三日間。

 クライムに鍛錬させ、ラナーは自ら果実を集め。

 水浴びや入浴の世話をしっかりさせて。

 代わりにクライムの背中を手でこすって洗ってやり。

 寝る時は添い寝で、寒いと言っては抱き着き。

 さんざん楽しい時間を過ごしていた、が。

 四日目の朝。

 

「二人とも元気そうだな。か弱い人間に合わせ環境を整えたが……少々、気遣いが過ぎたか?」

 

 ナザリックの主が、闇をまとって現れた。

 

「貴様っ! ラナー様をよくも騙したな――〈斬撃〉!」

「おっと……元気な犬だな〈不死者の接触(タッチ・オブ・アンデス)〉」

 

 少年の渾身の一撃が、容易に掴まれる。

 丈夫な樹の枝で作った木剣はへし折られ。

 まさに犬を撫でるように、頭に手が乗せられ――

 

「……おとなしくしていろ。今日はお前の主に用があるのでな」

「クライム!?」

 

 びくんと、クライムの体が跳ねて動かなくなり。

 地面に倒れてしまう。

 

「あ……ぉ……ら、らなーひゃま、ろうか、おにげ……くら……」

「よ、よかった、生きてる……クライム……」

 

 麻痺状態となり、動けない体で。

 必死に舌を動かし、ラナーを逃がそうとするクライムだが。

 主は彼のために涙を流し、へたり込むばかり。

 そして淫魔の女王が、その背後に立ち。

 クライムを嘲笑いながら……。

 

「きゃあああっ!!」

 

 ラナーの、ボロボロになった寝着を、一気に引き裂いた。

 下着すら同時に裂かれ、木漏れ日の中、彼女の裸体が露になる。

 申し訳なさと、主の悲鳴を聞くに堪えず、目を閉じようにも。

 麻痺したクライムは、思うように(まぶた)を閉じられない。

 

「ほう。囚われの身になろうと、美しい。さすがは“黄金の姫”」

 

 嘲笑うように、美しい淫魔が、その手をラナーの身に絡める。

 

「っ! どうするつもりですか!」

「何、殺しはせんよ。少し相談事と……楽しませてもらうまでだ」

 

 クライムに見せつけるように、ラナーの頬にキスをするモモンガ。

 気丈に問いただした顔を嫌悪に歪める主に。

 少年の開かれた目から涙が流れる。

 

「では少年よ、しばし主を借りるぞ。何、きちんと返してやるから安心しろ」

 

 まさに魔王と言わんばかりのオーラを溢れださせながら。

 ラナーもろとも転移し、モモンガは姿を消した。

 後に残るは麻痺したクライムと、無惨に引き裂かれたラナーの寝着と下着のみ。

 

 

 

「それにしても、驚いたな。ラナーの言った通りじゃないか」

「それはもう、とってもよく躾けていますから♪」

 

 テーブルを挟んで二人は談笑していた。

 どちらも本性を隠さない顔だ。

 裸体にされたラナーは、渡されたローブを羽織っていた。

 

「まったく、三日間も二人きりで、あれだけ誘惑を受けながら手を出さないとは」

 

 しきりに感心するモモンガ。

 転移して一瞬で手を出され、今も名前を知ると同時にセックスするような関係が多数。そんな彼女にとって、クライムの強靭極まりない理性は、驚異的を超えて変態的なものに見えていた。

 

「あらあら、まだ悔しがって……早く、私がどんな目に合っているか考えてくれないかしら」

 

 テーブル上には、ティーセットの他に遠隔視の鏡(ミラー・オブ・リモート・ビューイング)が置かれている。

 その中に映るのは、あの森。

 ナザリック第六層の片隅に築かれた隔離領域だ。

 幻惑効果と麻痺効果のある霧を、一部ギミックを解放して発動させている。

 やっと麻痺の解けたクライムが、しきりに地面に拳をぶつけ、涙をこぼしている。

 ラナーとしては、残された下着に視線を向ける様子など見れないかと期待していたのだ。

 

「あの苔や花も、媚薬効果があるのでしょう?」

「さすがに匂いでわかるか。生物の性欲を高める効果がある。三日間も、よく我慢できるものだ」

 

 二人を幽閉した場所は、魔獣の繁殖用区域。

 ユグドラシル時代は、そこに同種の低レベル獣系モンスターを複数配置すれば、上限こそあるが一定確率で数が増えるエリア。POPモンスターの数を増やす場所。

 だが、転移後は生物全般に発情状態を起こさせる、あるいは強める効果を持つフィールドとなっていた。

 残念ながら、悪魔やアンデッドに効果はない。

 モモンガとしてはルプスレギナを散歩に連れて行く場所程度の認識だ。

 

「添い寝してもらった時、クライムに身を擦り付けて私は処理したりしましたが……」

「彼は頑張っているわけか」

「さすがに時間の問題と思うのですが……そろそろ一手進めようかと」

「それで今回の、か。たいした先読みだな」

 

 二人で悪い笑みを浮かべる。

 

「種族変更もまだ早いが……話を匂わされた程度はしておくか?」

「天使、淫魔、吸血鬼……から選ぶのですよね」

 

 迷うように思案する。

 

「そうだな。彼とは別々の種族でもいいぞ。あちらを天使にして、ラナーは淫魔になるのが、お勧めだ」

「どういうことでしょう?」

 

 躊躇などない。

 

「淫魔なら、何をしても種族の本能のせいにできるだろう? 少々おいたをしても、涙ながらに謝れば、何度でも繰り返せるのじゃないか?」

「まあ! 素敵! そして天使になったクライムは、私を淫魔にしてしまった罪悪感を、ずっと抱え続けるのですね!」

 

 当然、クライム本人の意志確認はない。

 

「その通りだ。吸血鬼になって、自ら彼を眷属にする……のも悪くないだろうが。服従関係では飽きそうだからな」

「今と変わりませんし、本能的に服従されては面白みもありませんね」

 

 ラナーの目はじっと鏡の中のクライムを見つめる。

 彼は相変わらず、下着に手を伸ばしたりしない。

 その目は輝きもなく濁り切って、ドロドロと煮込まれた欲望と執着のみがぐねぐねと蠢き続けるよう。

 

「うむ。それに彼を淫魔にして欲望に流されたり、他の女に手を出す可能性も高い」

「手を出してもかまいませんが、私の価値が相対的に低くなりそうですね……」

 

 少しだけ、二人の濁った視線が黒く絡み合う。

 

「そうだな。私もアルベドに手出しされたくない」

「私も天使になる……という選択もありますが」

 

 小首をかしげるラナー。

 仕草は同じでも、今の彼女に愛らしさはない。

 

「止めはせんが、種族変更は性格にも影響が出るぞ。己の所業に後悔し始めるかもしれん。クライムに執着はできても、欲望は抱けなくなったりな。何より、私に隔意や敵意を抱き始めたら、ラナーとて始末せざるをえんかもしれん」

「可能性の話ですが確かに……政治的に利用するなら天使になって見せた方がいいのですが」

「変身の呪文を使えばよかろう。ラナー、受け入れよ――〈上位変身(グレーター・ポリモーフ)〉」

 

 モモンガが、魔法を使う。

 これは同意する相手を、変身させるも可能なのだ。

 

「まあ……!」

「地上で働く二重の影(ドッペルゲンガー)は自身のレベル以上には変身できんが……さらに呪文をかけて、こうして変身させはできる」

 

 神々しい光を全身から放ち、ラナーが輝く翼を得る。

 頭上には光輪。

 まさしく天使――いや、衣装さえ整えれば女神にも見えるだろう。

 

「さすがです、モモンガ!」

 

 本気の歓喜と共に笑みを浮かべる。

 つまり、地上や政治など考えず、クライムと幸せに過ごせと言ってくれているのだ。

 ラナーとしては、本当にありがたい。

 

「とはいえ、種族変更について、彼に自発的に言い出させてくれ。強制的に変えさせると、失敗の可能性があるらしいからな」

「はい。最悪でも先に私が変えられるだけですよ♪」

 

 寒気しか感じさせない笑み。

 見る者を石にするメデューサの逸話も、この場にいれば信じられよう。

 

「時期はどうする? もっと大人になってからにするか?」

「クライムとの子供は産みたいですしね……」

「はぁ、私もアルベドの子を産む側になりたかったな」

 

 少し憂鬱な影が、モモンガに宿る。

 愛する相手のため、己を封じ、別を演じる日々。

 モモンガは、ラナーほどにはまだ割り切れていないのだ。

 空気を察し、元王女は巧みに話題を変える。

 

「ところで、淫魔や天使になれば、クライムを孕ませたりもできるのでしょうか?」

「おお、どうだろう。ぜひ二人で実験してみてほしいな」

「ええ、ぜひ。うふふ、楽しみ♪」

「そうだな。ふふ……私もアルベドをうまく誘導せねば」

 

 ヘドロのように、にこやかに。

 二人は談笑する。

 

「さて、お風呂には入って帰りましょうか。次はまた三日後ですね♪」

「ラナーがしたければ、実際に相手をしてもいいが……初めては彼との方がいいのだろう?」

「もちろんです♪」

 

 そしてラナーは、心から友と呼べる人物と、本音での楽しい語らいを終え。

 一般メイドたちにその身を磨かれ。

 わざと甘い香りの石鹸や香油をたっぷりと使い。

 いかにも事後といった姿で、何もまとわず。

 モモンガの腕に抱かれて、クライムの元に帰るのだった。

 

 

 

 その夜。

 

「クライム……純潔こそ守り切りましたが、私は汚されてしまいました」

 

 酷く明るい月光の下、主の言葉に少年は息を飲む。

 

「次に呼ばれれば、純潔も奪われるでしょう。私たちはこのまま、永遠に閉じ込められるそうです」

 

 ラナーの声は、淡々としているが。

 嗚咽を堪える気配が、抱えた痛みを伝える。

 

「本来なら私一人が囚われるだけだったのに……巻き込んでごめんなさい。あんな悪魔を信じたばかりに……お詫びにもなりませんし……私自身の我儘ですが。でも、あのような魔物に奪われるより、私はクライムと……」

 

 これを拒む術も知恵も。

 少年にはなく。

 ただ、その夜に彼は男になった。

 そして、彼は誓いを立てる。

 今度は必ず、あの下劣な淫魔を打ち破り、愛する主を自由にするのだ、と。

 

 三日ごとに破られる誓いを……。

 

 

 

 数か月後。

 

「ふははは、あれほど抱いてやったというのに。従者と随分楽しんでいる様子ではないか。黄金の姫とやらは、随分と淫乱だなぁ!」

 

 二人の様子を魔術で覗いたのか。

 哄笑と共に現れたモモンガが、ラナーを抱え、まさぐる。

 二人の衣服は既に失われ、裸体で暮らす状態だ。

 クライムも何度も抱いた彼女を、淫魔の手が弄んだ。

 

「喜ぶがいい。この娘は、子を孕んだぞ。お前の子だ。腹の膨れたこやつで遊ぶのは楽しかろう」

「貴様ぁ!!」

 

 少年は激昂し……叩きのめされ。

 目の前で愛する人を連れ去られる。

 数時間後、疲れた顔で帰ってくる彼女を……彼は、慰めるしかできない。

 

 

 

 一年後。

 

「ククク……子供が生まれたぞ。産んだ直後から回復魔法で体を戻し、さんざん楽しませてもらったがなぁ!」

 

 赤子を抱いたラナーがぐったりと、モモンガに寄り添っている。

 

「な……ラナー様!!!!」

 

 駆け寄り、クライムは涙を流した。

 もう既に何の涙かよくわからなかった。

 

 

 

 二年後。

 いつものようにモモンガが消えた後。

 二人の子供をあやすクライムに、酷く真剣にラナーが言った。

 

「クライム……私は……もうすぐ、あれと同じ淫魔に変えられるそうです」

「そ、そんな!」

 

 ラナーの目に、絶望が濃い。

 いつも気丈に、むしろ落ち込むクライムを慰めてくれたのに。

 

「淫魔になって永遠にここで……あれの仲間になって生きる、そうです。そうなれば、クライムも先に老いて……死んでしまう……この子たちも……」

「ラナー様、せめて自分も共に!!」

「ああ、クライム!!」

 

 ひしと抱きしめあう二人。

 一歳児は、意味も分からずぼんやりと見ていた。

 なぜか母が、父の背中で……どこかに向かってVサインしている姿を。

 

 

 

「ラナー大勝利じゃん! 羨ましいなぁ!!」

 

 そんな友の勝利を、モモンガはハンカチを噛んで見ていた。

 

 

 

 そうしてお姫様“は”、愛する騎士といつまでも幸せに暮らしましたとさ。

 めでたし めでたし。

 





 ……困った。
 アルベドさんがこれ以上の勝利を得られる案がない……。

 ラナーさんはその後、物心ついた子らは普通に地上で育てるようにします。
 天使化したクライムは、淫魔化したせいでエロエロになった(という設定の)ラナーさんに搾られつつ。事後で正気を取り戻した(という設定の)ラナーさんに謝られて。モモンガ絶対殺すマンとして、レベルアップは許されないまま永遠に生きていくでしょう。
 連れて行かれるごと、すごい酷いプレイされてるという設定ですが。もちろん、モモンガと駄弁ったり相互相談してるだけで、教えてもらった性生活をクライムと実行してるだけです。
 本編で接点出せてませんが、原作通りデミウルゴスとも仲良くなってます。
 国際戦略について、普通に幹部会議に出たりも(連れ去られた時)してます。

 クライムは、最中を見たことないのにNTR性癖を植え付けられます。
 彼の精神状態が心配ですが、原作での無駄に折れない心を考えれば大丈夫でしょう……天使化したら、下級の信仰系呪文も使えるでしょし……〈獅子の如き心(ライオンズ・ハート)〉とか無駄に使ってるはず。

 餌やりメイドはその後、ソリュシャンに代わりました。ラナーさんは、同じ演技上手い系女子として、ソリュシャンとはすぐ仲良くなりました。モモンガとラナーの、おぞましい談笑にもたまに立ち会います。

 ナーベラルが選ばれたのは、モモンガ的に少しは仕事あげたかった様子。
 目下、アルベドがいない間の、支配者ロールの練習台で、それもたぶんアルベドに実践始めたらおざなりだから……。地上のお仕事も一時させてみて、アカンってなったのでしょう。
 たぶん、入り口でリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウン預かり係とかしてます……。それも、クレマンさんとか、ルプー同伴じゃないと見分けられなくて苦情多そう(汗)。
 ほんと、ポンコツにしちゃってごめんよ、ナーベラル。

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