第51回~ 居酒屋での会話(2) ~
「申し訳ございません。あいにく満席となっています。」
- A
- 右手の親指と人差し指で眉間をつまみます。(眉間にしわを寄せる様子を表しています。)
- B
- 右手(手のひらを左に向ける)を顔の前に立て、前に出しながら軽く頭を下げます。(迷惑をおかけしてすみませんと謝る様子を表しています。)
- C
- 両手(手のひらを下に向ける)で1回程何かを押さえるようにします。(”今”・”今日”という手話も同じです。)
- D
- 両手の指先の背をつけ合わせて、同時に円を描きます。(”満員”・”混む”という手話も同じです。混雑で人と人が押し合うイメージです。)
「本日は2時間制となっております。」
- A
- 両手(手のひらを下に向ける)で1回程何かを押さえるようにします。(”今”・”今日”という手話も同じです。)
- B
- 右手で指文字の”に”を作り(手のひらを自分に向ける)、左手の甲の上で右手を回します。(左手は腕時計、右手は時計の針が回るイメージです。)
- C
- 左手は手のひらを右に向け、指先を相手側に向け、壁を作るようにします。右手のひらを自分側に向け、指先を左手のひらの壁に向かって動かします。(”まで”や”最後”の手話も同じです。)
- D
- 手のひらを手前に向けた両手を交差させます。(”なる”という手話も同じです。)
「混んでいるので、30分程お待ちいただけますか?」
- A
- 両手の指先の背をつけ合わせて、同時に円を描きます。(”満員”という手話も同じです。混雑で人と人が押し合うイメージです。)
- B
- 左手で指文字の”お”を作り、親指側を上に向けます。左手の親指側に右手の人差し指の指先をあてます。(”(何の)為”・”当たる”という手話も同じです。)
- C
- 右手で数字の”30”を表現します。(人差し指、中指、薬指を立て、指先を曲げます。)
- D
- 右手の指先を相手に向け、手のひらを左に向けて、横に2回程振ります。(”頃”・”位”という手話も同じです。)
- E
- 左手の指の背側をあごの下にあてます。(首を長くして待つイメージです。)
- F
- 両手のひらを上に向け、手前に引き寄せます。(”貰う”・”くれる”・”頂く”という手話も同じです。)
- G
- ”あなたは?”というように手を差し出します。
「おすすめメニューがあります。」
- A
- 左手は指文字の”た”を作り、手のひらを斜め右に向けます。左手の小指側に右手のひら(手のひらを上に向ける)を2回程あてながら、上にあげます。
- B
- 左手の指先を開き(手のひらを自分に向ける)、右手の親指以外の4指(手のひらを左に向ける)を重ね右へ引きます。(お品書きのイメージです。)
- C
- 右手を下に下ろします。(”です”という手話も同じです。)
「ご注文・飲み物はお決まりですか?」
- A
- 右手は数字の”4”を作り、人差し指側を口元にあて(手のひらを斜め左に向ける)、図のように斜め上に出します。(”オーダー”という手話も同じです。欲しいと言いつける様子を表しています。)
- B
- コップを持って水を飲む動作をします。(”飲む”という手話も同じです。)
- C
- 右手で指文字の”う”を作り、手のひらを下に向け、左手のひらに右手を打ちつけます。(”決定”・”限る”という手話も同じです。ぴしゃりと机をたたく様子を表しています。)
- D
- ”あなたは?”というように手を差し出します。
「どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。」
- ※ニコニコスマイルがポイント!
- A
- 両手のひらを上に向け、図のように左から右へ動かします。
- B
- 両手とも指文字の”む”を作り、人差し指の先を向かい合わせ、左から右へゆっくり弧を描きます。(”遅い”という手話も同じです。)
- C
- 胸にあてた両手のひらを交互に上下させます。(”楽しい”・”うれしい”という手話も同じです。心が軽やかに弾む様子を表しています。)
- D
- 拝むように、右手を額の前から斜め下へ。この時、顔も一緒に少し下げるとより丁寧です。(”お願いします”という手話も同じです。)
「また、お越しくださいませ」
- A
- 右手で指文字の”お”を作り、小指側を下に向けます。
- B
- 図のように人差し指と中指をスッと出します。
- C
- 左手のひらに親指を立てた右手をのせ、前方から手前へ動かします。
- D
- 右手でお願いする仕草をします。(”お願いします”という手話も同じです。)
作成日:2010.07.22