第39回「手話サークルの会話編」
A.「私は手話サークルに通いたい。」
- A
- 右手の人差し指で自分の胸を指さします。
- B
- 両手の人差し指を伸ばして、指先を向かい合わせ、交互に前方に2回程回します。
- C
- 右手で指文字の”さ”を作り、体の前で水平に回します。(指文字の”さ”でグループを示す円を描いて「サークル」を表します。)
- D
- 右手の親指を立て、前後に往復させます。(人が往復するさまで、通うという意味を表します。)
- E
- 右手の親指と人差し指を伸ばして、指先を広げ、顎にあてます。斜め前に下ろしながら指先を付け合わせます。(”好き”という手話も同じです。)
B.「手話入門クラスを案内します。」
- A
- 両手の人差し指を伸ばして、指先を向かい合わせ、交互に前方に2回程回します。
- B
- 両手の人差し指で、漢字の”入”という字の形(自分から見て)を作り、前方に出します。
- C
- 両手の人差し指を伸ばして、手のひらを相手に向け、両手を左右に置きます。(門柱を表します。)
- D
- 手のひらを自分に向け、胸の前方で両手の指先をつけ合わせて、円を描くように手前に動かし、手首を付け合せます。(”グループ”・”級”という手話も同じです。)
- E
- 右手の親指を伸ばして、鼻の前で右から左へ2回程動かします。(”紹介”という手話も同じです。)
- F
- 両手ともグーをして、胸の前に置き、前方に押し出します。(”やろう”・”する”・”しよう”という手話も同じです。)
A.「先生は聾者?」
- A
- 右手の人差し指を伸ばして、斜め下に2回程払います。(”教える”という手話も同じです。)
- B
- 左手のひらで耳を、右手のひらで口を同時に押さえます。(耳に音声が入ってこない、口で喋れないという意味です。)
*「聾」の手話は2種類あります。もう1つの表現は、次の「聾者と奉仕員の健聴者です。」の「聾」です。 - C
- 両手の親指と小指を立てて、揺らしながら左右に開きます。(”人々”という手話も同じです。)
- D
- ”あなたは?”というように手を差し出します。
B.「聾者と奉仕員の健聴者です。」
- A
- 右手のひらで耳を押さえ、続いて口を押さえます。(耳に音声が入ってこない、口で喋れないという意味です。)
- B
- 両手の親指と小指を立てて、揺らしながら左右に開きます。(”人々”という手話も同じです。)
- C
- 両手のひらを上に向け、前方に出します。(”あげる”という手話も同じです。相手にものをあげるイメージです。)
- D
- 右手の親指と人差し指で輪を作って、左胸にあてます。(バッジをつけるイメージを表します。)
- E
- 両手の人差し指を立て、右手を耳のわきに、左手を口の前に置き、同時に2回程、前に出します。
- F
- 両手の親指と小指を立てて、揺らしながら左右に開きます。(”人々”という手話も同じです。)
- G
- 右手を下に下ろします。
B.「あなたの目標は何?」
- A
- 右手の人差し指を伸ばして、相手を指差します。
- B
- 左手で指文字の”お”を作り、左手の親指側に右手の人差し指の指先をあてます。(”(何の)為”という手話も同じです。)
- C
- 右手の人指し指をたてて、軽く横に振ります。(”何処”という手話も同じです。)
- D
- ”あなたは?”というように手を差し出します。
A.「ボランティアに参加して、障害者を支えてあげたい。(1)」
- A
- 両手の人差し指と中指の指先を下に向けて、人差し指と中指を交互に前後させながら手を前に出します。(人と一緒に歩むという意味を表します。)
- B
- 両手のひらを自分の方に向け、右手は人差し指を伸ばし、左手は体から少し離れたところに置きます。右手の甲を左手のひらに手前から打ちつけます。(右手が参加する人、左手が1つの集まりを表します。集団の中に入っていくというイメージです。)
- C
- 両手をグーにして、親指側をつけ合わせ、棒を折る仕草をします。(”壊す”という手話も同じです。)
- D
- 両手の親指と小指を立てて、揺らしながら左右に開きます。(”人々”という手話も同じです。)
- E
- 左手の親指を立てます。右手のひらで左手を前へ2回程、軽く押します。(”手伝う”・”助ける”という手話も同じです。相手を助けるという表現です。)
- F
- 両手のひらを上に向け、前方に出します。(”あげる”という手話も同じです。相手を支えるイメージです。)
- G
- 右手のひらを少し曲げ、親指と他の指で「く」の字を作ります。指先を顎にあて、斜め前に下ろしながら指先を付け合せます。(”したい”・”欲しい”という手話も同じです。)
A.「ボランティアに参加して、障害者を支えてあげたい。(2)」
- A
- 両手の人差し指と中指の指先を下に向けて、人差し指と中指を交互に前後させながら手を前に出します。(人と一緒に歩むという意味を表します。)
- B
- 左手の人差し指と中指を立て指先を右に向け、右手の人差し指と中指を折り曲げて、左手の人差し指と中指にあてます。(イスに座る形を表します。)
- C
- 両手をグーにして、親指側をつけ合わせ、棒を折る仕草をします。(”壊す”という手話も同じです。)
- D
- 両手の親指と小指を立てて、揺らしながら左右に開きます。(”人々”という手話も同じです。)
- E
- 左手の親指を立てます。右手のひらで左手を前へ2回程、軽く押します。(”手伝う”・”助ける”という手話も同じです。相手を助けるという表現です。)
- F
- 両手のひらを上に向け、前方に出します。(”あげる”という手話も同じです。相手を支えるイメージです。)
- H
- 右手のひらを少し曲げ、親指と他の指で「く」の字を作ります。指先を顎にあて、斜め前に下ろしながら指先を付け合せます。(”したい”・”欲しい”という手話も同じです。)
B.「凄いね。頑張って覚えてね。」
- A
- 右手のひらをこめかみに向け、指先を折り曲げ、前方に回します。
- B
- 両手のひらを下に向け、両手ともグーにします。体のわきで力強く、両手を同時に2回程、下におろします。(胸を張って、元気よくやりましょう。)
- C
- 右手を頭の右上におき、こめかみの脇まで下ろしながら、手を握ります。(”記憶”という手話も同じです。)
作成日:2005.07.01
2005