第27回「自己紹介(2)」
1.「出身地は何処ですか?」
- A
- 両手の指先をお腹にあて、図のように、斜め下に押し出します。(”生まれる”という手話です。)
- B
- 右手を少し丸くして、何かを押さえるようにします。(”場所”という手話です。)
- C
- 右手の人差し指を立てて、左右に振ります。(”なに?”・”どうしたの?”という手話も同じ)
- D
- ”あなたは?”というように手を差し出します。
2.「得意は絵を描くことです。」
- A
- 右手は指文字の”や”を作り、親指を鼻にあてて、前方に出します。
- B
- 両手のひらを上に向け、左手のひらの上に右手を乗せ、右手だけを右側へ動かします。
- C
- 右手の親指と人差し指をつけ合わせて、左手のひらに絵を書く仕草をします。(左手が紙、右手が鉛筆を表しています。)
- D
- 両手とも指文字の”こ”を作り、上下に向かい合わせます。
- E
- 右手を図のように、下におろします。
3.「嫌いな食べ物は納豆です。」
- A
- 右手の親指と人差し指をつけ合わせて、顎の下に置き、前方に出しながら、”ぱっ”と開きます。
- B
- 左手のひらを上に向け、右手の人差し指と中指を伸ばして、食べる動作をします。 (左手が茶碗、右手がお箸を表しています。)
- C
- 左手は英語の”C”を作り、右手の人差し指と中指を伸ばして、図のように、2回程回します。(納豆をかき混ぜる仕草です。)
- D
- 右手を下におろします。
おまけ
1.「大谷」
- A
- 右手は指文字の”む”を作り、左から右へ弧を描きます。
- B
- 両手を少し曲げて、図のように下におろします。
2.「田中」
- A
- 両手の人差し指と中指と薬指の腹を合わせて「田」の字を作ります。
- B
- 右手の親指と人差し指で、つぶれた「コ」の字を作り、左手の人差し指を真ん中にあてます。(“中”という漢字を表しています。)
3.「小林」
- A
- 右手で数字の”2”を表現し、手のひらを自分に向けます。左手の人差し指を立て、指先を相手に向け、右手の人差し指と中指の間に1回あてます。
- B
- 両手とも指先を上に向け、両手のひらを向かい合わせて、左右交互に2回ほど上下に動かします。
4.「杉山」
- A
- 右手は指文字の”み”を作り、図のように右上から左下に払います。(”彡”という字を表します。)
- B
- 右手を少し丸くして、山を描きます。
5.「林」
両手とも指先を上に向け、両手のひらを向かい合わせて、左右交互に2回ほど上下に動かします。
6.「鈴木」
- A
- 右手の親指と人差し指をつけ合わせて、2回程振ります。(鈴を鳴らすイメージです。)
- B
- 両手の親指と親指、人差し指と人差し指の指先をむき合わせて輪を作り、お腹の辺りから上にあげます。顔の前まで来たら左右に開きます。 (木の形を描きます。)
7.「佐藤」
右手のひらを口の前にあて、2回程回します。(”甘い”という手話です。「砂糖(さとう)」と読みが同じことから、”砂糖”と同じ”甘い”という表現をします。)
8.「川原」
- A
- 右手の人差し指と中指と薬指を伸ばして、図のように上から下に動かします。(川という漢字の表現です。)
- B
- 右手のひらをお腹にあて、円を描きます。
9.「渡辺」
両手とも手のひらを上に向け、少し丸くして、指先を向き合わせます。両手を離しながら両手の指先を閉じます。(”鍋”の手話です。”渡辺”の「辺」が「鍋(なべ)」”と読みが同じためです。)
10.「栗原」
- A
- 右手をグーにして、図のように2回程、下におろします。(”茶色”という手話です。栗が茶色い色をしているためです。)
- B
- 右手をパーにして、手のひらをお腹にあてます。
11.「加藤(1)」
両手とも指文字の”ひ”を作り、右斜め前を指差し、前方に出します。(加藤清正が槍の名手だったことから、この表現になったようです。)
*または、下の(2)の表現でも構いません。
「加藤(2)」
- A
- 右手で指文字の”か”を表現します。
- B
- 左手は屋根を作るようにして、右手は指先を上に向け左手の下でぐるっと回しながら、下におろします。
12.「石井(1)」
- A
- 左手の指先を上に向け、手のひらを右に向けます。右手でアルファベットの指文字の”C”を作り、その指先を左手のひらにあてます。
- B
- 左手は指文字の”に”、右手は数字の”2”を作り、人差し指と中指の腹を重ねます。(”井”と言う漢字の表現です。)
「石井(2)」
- A
- 右手を丸くして、顎に当てます。
- B
- 両手の人差し指と中指を重ねます。(”井”と言う漢字の表現です。)
*この手話表現を好まない人もいるようなので、上の(1)の手話表現がいいかもしれません。
13.「関口」
- A
- 両手とも人差し指と親指の指先を付け合せ、両手の指先を向き合わせ、左右に引き離して下に降ろします。 (“岡”の手話と同じです。)
- B
- 右手の人差し指を伸ばして、図のように1回程、口の周りを回します。
14.「井岡」
- A
- 両手の人差し指と中指を重ねます。(”井”と言う漢字の表現です。)
- B
- 両手とも人差し指と親指の指先を付け合せ、両手の指先を向き合わせ、左右に引き離して下に降ろします。 (“岡”という字のイメージです。)
作成日:2001.07.31
2001