第20回「旅行編」
1.「交通費は4人で割り勘しましょう。」
- A
- 右手の人差し指と中指をカギ形にして、左手の人差し指の上を走らせます。("電車"という手話です。)
- B
- 右手の親指と人差し指で輪を作り、そのままで振ります。("お金"という手話です。)
- C
- 数字の"4"を作り、そのままで、"人"の字を空書します。
- D
- 両手の親指と人差し指で輪を作り、図のように、同時に2回程つけ合わせます。(お金を集めるというイメージを表します。)
- E
- 右手のひらを下に向けて、右から左へ波のように動かします。
2.「そこは危険なので、自分勝手に行ってはいけない。」
- A
- "そこ"という風に指さします。
- B
- 図のように、右手の指先で胸を2回~3回程叩きます。("危ない"という手話です。)
- C
- 両手の親指と人差し指で輪を作ってつなぎ、前に出します。("だから"・"ので"という手話です。)
- D
- 右手の人差し指を胸にあて、図のように上にあげます。("自動"という手話も同じです。)
- E
- 右手でグーをして、このひじを斜め後ろに突きあげます。
- F
- 人差し指の先を下に向け、前へ振ります。
- G
- 右手の親指を立てて、駄目というイメージで前方に出します。("駄目"という手話です。)
3.「渋滞するかもしれないので、早めに出発しましょう。」
- A
- 両手は英語の"C"を作って、両手を前後に持っていき、右手だけ図のように、少しずつ手前に引きます。(車が混んでいる形を表します。)
- B
- 両手でグーをして、胸の前に持っていき、前方に押し出します。("やろう"という手話も同じです。)
- C
- 右手の親指と人差し指で輪を作り、左手の甲に2回程あてます。("もしかしたら"という手話も同じです。)
- D
- 右手の指先を胸の上に、2回程はらい上げます。("知らない"という手話も同じ)
- E
- 両手の親指と人差し指で輪を作ってつなぎ、前に出します。("だから"・"ので"という手話です。)
- F
- 人指し指と親指をつまんだ形から、左にスッと指さします。(“速い”という手話です)
- G
- 右手の人差し指を目の下に2回程、あてます。("試し"という手話も同じです。)
- H
- 右手の小指側を左手のひらにあてて、そのまま右手を前方に出します。("スタート"という手話も同じです。)
4.「この景色をバックに記念撮映をしましょう。」
- A
- "これ"という風に指さします。
- B
- 両手のひらを前に向けて、顔の手前で交互に上下に2回程動かします。("様子"・"状態"という手話です。)
- C
- 両手の人差し指を立てて、図のように四角形を作りましょう。
- D
- 右手の人差し指を立てて、こめかみにあて、図のようにグーを握ります。(想いを頭の中に残るというイメージです。)
- E
- カメラを持つイメージを作り、右手の人差し指を立てて、カメラのシャッターを3回程押します。
- F
- 両手でグーをして、胸の前に持っていき、前方に押し出します。("やろう"という手話も同じです。)
5.「怪我もなく、無事に帰れましたか?」
- A
- 両手の人差し指を立てて、この指先をほほにあて、交互に2回程下におろします。(顔に傷ついたというイメージを表します。)
- B
- 両手のひらを前に向けて、両手のひらを手前に返します。("なにもない"というイメージです。)
- C
- 両手のひらを下に向けて、体の前に持っていき、図のように、左右に前に出します。("セーフ"という審判の合図というイメージを表します。)
- D
- 右手は少し丸くして、図のように、顔側に持っていき、体の前に斜め下に引きながら、この指先をつけ合わせます。
- E
- 右手の指先を左胸にあてて、右側に弧を描きます。("出来る"という手話です。)
- F
- "あなたは?"と言う風に手を差し出します。
6.「夏休みの予定は入ってますか?」
- A
- グーをして、上下に動かします。("うちわ"の手話の表現です。)
- B
- 両手のひらを下に向けて、人差し指側を2回程つけ合わせる時、左から右側へ動かします。
- C
- 左手のひらを下に向けて、右手の指先を左手の小指側にあてて、2回程、左から右に引きます。("計画"という手話と同じです。)
- D
- 両手の人差し指を立てて、左手の人差し指の指先を右手の人差し指の真ん中にあてて、同時に倒しながら前方に出します。("入"と言う漢字を表します。)
- E
- "あなたは?"と言う風に手を差し出します。
7.「暑いから、キャンプと川遊びへ行こう。」
- A
- グーをして、上下に動かします。("うちわ"の手話の表現です。)
- B
- 両手の親指と人差し指で輪を作ってつなぎ、前に出します。("だから"という手話)
- C
- 左手のひらを下に向けて、右手のひらを左手の甲にあて、図のように上に上げながら、右手の指先をつけ合わせます。(テントという形の表現です。)
- D
- 右手のひらを上に向けて、川の流れというイメージで、図のように、下におろします。
- E
- 両手の人差し指を伸ばして、交互に2回程、前後させます。
- F
- 人差し指の先を下に向け、前へ振ります。
おまけ
1.「睡眠不足」
- A
- 右手はグーをして、枕をあてて横になるイメージを作って、顔と一緒に右側に傾けます。("泊まる"という手話)
- B
- 親指を立てて、顎にあて、斜め下に2回程おろします。("けち"という手話も同じです。)
2.「日帰り」
- A
- 左手の人差し指を伸ばして、右手は指文字の"み"を作り、右手の指先を左手にあてます。("日"という漢字を表します。)
- B
- 人差し指を立てて、前方に出していき、もう一回手前に引きます。(目的地に行ったり、家に戻ってくるイメージを表します。)
3.「観光」
親指と人差し指で輪を作り、そのままで、図のように2回程、回します。
作成日:1998.08.04
1998