第11回「オフィスにて(1)」
1.「明後日までにこの文章をワープロで作成して下さい。」
- A
- 人差し指と中指を伸ばして、こめかみの所に持っていき、2回程前方に出します。
- B
- 左手は手のひらを内側に向け、壁を作るようにします。右手の指先をその壁に向かって動かしましょう。
- C
- 両手の親指と人差し指の間を反対方向に2回交差します。
- D
- 右手で"W"を作り左手の指を動かします(ワープロを打つようなイメージです。)
- E
- 両手でグーをして、右手の小指側と左手の人差し指側を2回程たたきます。
- F
- 拝むように、額の前から斜め下へ。この時、顔も一緒少し下げるとより丁寧です。
2.「何か手伝いましょうか?」
- A
- 人差し指を伸ばして、左右に2回位振ります。
- B
- 左手の親指だけ伸ばして、右手のひらで2回程、押します。(相手を助けるという表現です。)
3.「コピーを任せても良いですか?」
- A
- 左手の甲を下に向けます。それに右手の指先をあてて下に引きながらひゅっと指先を閉じます。何かを写し取るイメージです。
- B
- 肩をさわって、その手を相手の方へ向けて降ろします。(逆に"私に任せて"なら、自分肩をポンと触ります)
- C
- 右手の小指を口元にトントンとあてます。"構わない"という手話です。"~ですか"と首を傾けるとgoodです。
4.「FAXの使い方を教えて頂けますか?」
- A
- 親指と小指を立てて、"電話"を表し、左手は、faxの用紙が機械に入っていく(出てくる)ようにスッと動かします。
- B
- 右手の親指と人差し指で軽く輪を作り、左手の手のひらを2回払います。
- C
- 両手の手のひらを2回合わせます。(2回目は反対の手が上に来るように)"方法"という手話です。
- D
- 右手の人差し指と親指を立て、胸の前を2回払うようにします。
- E
- 両手を重ねて体から少し離れたところから胸の前に引きます。大事なものを両手で受け取るような感じです。
おまけ
左手は指文字の"ぱ"です。伸ばして、指文字の~ぱ~右手はキーボードを打つようにしましょう。
右手の親指と小指を立て、受話器の形を作ります。
- 報告
- 両手の親指と人差し指を口の外側に持っていき、2回程前方に出します。
- 連絡
- 両手の親指と人差し指で輪を作って、2回程前後させる。
- 相談
- 両手の親指を伸ばして、左右から2回程あてる。
右手の人差し指と中指を伸ばして、左手のひらの上にのせて、同時に上にゆっくりあげる。
右手の人差し指、中指を図のようにして、左手の甲の上にのせる。その状態のまま、エスカレーターにのるような感じで動かします。
- A
- 人差し指と中指をそろえてこめかみの横あたりで前後させます(左右交互に)。
- B
- 右手の親指を伸ばして、左手にのせて、同時に上にあげます。
- A
- 右手の親指と人差し指を伸ばして、左腕の外側にあて、腕章の形を作って、内側に持ってきます。
- B
- 右手の親指と人差し指で輪を作って、左胸にあてる。
- A
- 指文字の"ぶ"です
- B
- 右手の親指を伸ばして、上にあげます。("上司"という手話です)
*****"課長"も、指文字の"か"の後に"上司"という手話をします*****
- A
- 右手を肩に置きます。"任せる"という手話です
- B
- 右手の親指を伸ばして、上にあげます。
- A
- 右手の親指と人差し指を伸ばして、左腕の外側にあて、腕章の形を作って、内側に持ってくる。
- B
- 右手の親指を伸ばし、上にあげます。
- A
- 人差し指と中指をそろえてこめかみの横あたりで前後させます(左右交互に)。
- B
- 右手の親指と人差し指で輪を作って、左胸にあてる。
作成日:1997.08.05
1997