第5回「いつどこで?」
A.「会議は何時ですか?」
- A
- 両手の指先を合わせて、屋根の形をつくります。
- B
- 両手の親指の腹を向き合うようにして、手をトントンと2回ぶつけます。
- C
- 左手の甲を時計の文字盤に見立てます。
右手の親指を中心におろしたら、人差し指で弧を描きます。 - D
- どうですか?というふうに、手を差し出します。
B.「午後2時半からです」
- A
- 自分の顔が時計の文字盤です。
人差し指と中指をおでこの前にまっすぐたてたら(正午)、左に倒します(右に倒せば午前)。 - B
- "2"だけでも、文脈と口の動きで、"2時"というふうに伝わります。
- C
- 右手で何かを半分に切るように。
- D
- 右手でふすまを開けるような感じで。
A.「場所は?」
右手を少しまるくして何かを押さえるようにします。
(この後に、"何?"という手話をつけるとより丁寧です)
B.「2階の会議室です」
- A
- 手話数字の2を横にして、前方に弧を描きます。
- B
- 両手の指先を合わせて、屋根の形をつくります。
- C
- 両手の親指の腹を向き合うようにして、手をトントンと2回ぶつけます。
- D
- 1、2の順番で、部屋の縦と横の壁を表現します。
A.「わかった」
”のみこめた!”というように右手を動かしまます。
おまけ
手話には敬語の表現はありませんが、目上の方と話すときは、文末の"です"や、"ですか"をきちんと付けるなどのように、手話を省略せずに話すと丁寧な印象になります。
表情豊かに、また相手の目をまっすぐ見て話せば、敬意を伝えることができます。
作成日:1997.02.19
1997