日本中央競馬会(JRA)の藤田菜七子騎手(22)は2日、東京都品川区の大井競馬場で行われた地方競馬の東京盃(1200メートルダート、交流G2)でコパノキッキング(4歳せん馬、村山明厩舎)に騎乗して1着となり、24回目の重賞挑戦(中央19回、地方5回)で念願の初勝利を挙げた。
今回の東京盃のように中央、地方で格付けが統一された「ダートグレード競走」と呼ばれる交流重賞を制した女性騎手は藤田騎手が初めて。
1番人気のコパノキッキングは抜群のスタートから先手を奪うと快調なリズムで逃げ、最後の直線は後続の追い上げを許さない独走で圧勝した。