不法滞在の中国人を作業員に 逮捕の49歳男「知りません」
在留資格がない中国人の男を建築作業員として働かせていた疑いで、49歳の男が逮捕された。
笠原柏星容疑者(49)は、2019年5月から9月までに、在留期限が切れた中国人の男(40代)を東京都内などで建築作業員として働かせたうえ、神奈川・川崎市内のマンションに住まわせていた疑いが持たれている。
笠原容疑者が日雇いの仕事を紹介して金を受け取ると、自分の取り分を差し引いて、中国人の男に生活資金として、日払いで1万4,000円を渡していたとみられている。
笠原容疑者は、「この男について、全く知りません」と容疑を否認しているが、警視庁は余罪について調べている。