大腸がん・ポリープとは?
あなたは大丈夫? 発見しにくい大腸がん
近年、食生活の欧米化に伴い、大腸がんが激増し胃がんをしのぐ発生率となっております。多くの大腸がんはほとんど無症状のまま進行し、腹痛などの症状が出てから発見されるとすでに転移していて手遅れとなることが少なくありません。
当クリニックでは、大腸がんの早期発見・早期治療をはじめとして、その他のがん及び成人病の早期発見のための人間ドックをご用意しています。
大腸がんの急増
今日まで日本人のがんといえば胃がんが代表的でした。しかし近年、日本では大腸がんが急増していることをご存知でしょうか?21世紀には大腸がんの死亡率が胃がんを追い越し、がんの死亡率のなかで第1位になると予想されます。
当クリニックで、55才男性の自覚症状のない大腸の進行がんを見つけました。倦怠感を訴えたその方は大腸がんのハイリスクグループなので、内視鏡検査をお勧めした結果見つけた直腸の進行がん(以下写真参照)でした。開腹切除で転移もなく人工肛門にもならず、元気で活躍されています。半年発見が遅れたら、がんは転移していて莫大な治療費と苦痛に満ちた人生が待っていたでしょう。
大腸がんのハイリスクグループの方は、便潜血陰性でも一度当クリニックの大腸がんドックを受けることをお勧めします。
こんな症状が出たら注意信号
- 残便感がある
- 腹部に痛みや不快感がある
- 下痢と便秘が交互におこる
- 原因不明の貧血がある
- 便に血液や粘液が混ざる
- 便が細くなった
大腸がんの初期には、症状がない事も多いので、毎年定期的に検診を受けることをお勧めします。
「無自覚」の恐ろしさ
出血や激しい腹痛などの症状が出てからでは手遅れです。大腸癌検診(便潜血反応)は、大きな早期癌と進行癌を発見するのみ。大腸内視鏡検査が、唯一の微小大腸癌の診断法です。
一度内視鏡検査を行うと、異常なしなら2~3年は検査の必要はありません。胃の検査では大腸の様子は分かりません。
最近の発見・治療例
それまでご本人は…
55才 男性 会社員。訴えは…軽い倦怠感だけ。時々、肛門から出血。しかし、てっきり痔の出血と勘違いして訴えなかった。腹痛などの自覚症状が全くなかった。
経過
その時前述の訴え(軽い倦怠感)。それまで毎年胃の検査は受診していた。大腸内視鏡歴は一度もないのでお勧めする。決心されて2ヶ月後、8月30日に検査。
治療
エコーの結果、幸い肝転移はなかった。平成9年9月16日手術施行。リンパ腺転移もなく、人工肛門にもならずにすんだ。あの時検査を受けなかったら、あと半年で肝臓に転移して、手術しても助からなかった。
大腸ガンドックのおすすめ
大腸がんは40歳以上の人に多く見つかります。40代の方は早期発見・早期治療のためには毎年定期的に検査を受けることが大切です。とても簡単な方法なので、手軽に検診が受けられます。(専用容器で便を少量採るだけなので簡単で清潔な検査です)ほとんどの大腸がんは、早期発見・早期治療で治るのです。