女優の沢口靖子（５４）が２日放送のテレビ朝日系「あいつ今何してる？」で、芸能界入りのきっかけになったオーディション「東宝シンデレラ」に応募した際の仰天エピソードを明かした。

　高校三年生の時、親友の同級生から東宝シンデレラが開催されることを教えられた沢口は「さわ（沢口）を推薦してあげるから応募したら？」と勧められたという。応募に必要な写真と自己ＰＲのテープ、履歴書を用意したところで忘れていたまま締め切りが迫ってきたが、告知が掲載された新聞が見つからず、２人は映画会社に電話で問い合わせることにした。

　「東宝だったか東映だったかも分からなくて…。どっちも一緒！映画会社！」という２人は「最初、東映に電話したんですよ。『こういうオーディションやってますか？』、『やってません』って言われて。で、東宝だって分かって」と、会社を突き止めたという。

　ちなみに東宝シンデレラでグランプリに選ばれ、現在も東宝芸能に所属している沢口だが、代表作で今月、放送開始から２０周年を迎える主演ドラマ「科捜研の女」（木曜、後８・００）は東映とテレ朝が制作している。