【東京聯合ニュース】東京の在日韓国大使館に勤務する現地採用の韓国人職員が、通行人を暴行した容疑で立件されていたことが3日、分かった。
韓国大使館によると、この職員は9月16日、東京・渋谷の路上で通行人の顔を殴った容疑で警視庁渋谷署に現行犯逮捕された。酒に酔った状態だった。職員はその日のうちに釈放され、後日出頭して調べを受け、先ごろ書類送検されたという。
産経新聞は、逮捕後に大使館員と判明したため、渋谷署が外交関係に関するウィーン条約に基づき職員を釈放したと報じた。同条約は外交官の不逮捕特権などを認めている。
これに対し韓国大使館側は「身元がはっきりしており、逃走や証拠隠滅の恐れがないと(警察が)判断したために、逮捕後に釈放したと聞いている」とし、ウィーン条約に基づく特権を理由に釈放されたというのは誤った情報のようだと説明した。
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