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2019年10月3日 紙面から
フォーム改革を目指してブルペンで投げ込む吉見=中日ドラゴンズ屋内練習場で(高岡辰伍撮影)
中日の吉見一起投手(35)が2日、休日返上でブルペン入りした。今季1勝に終わった右腕は下半身主導の投げ方から180度変える改革に着手。苦しんだ硬いマウンドに適応するため、上半身を意識する外国人のアプローチで復活を目指す。
ナゴヤ球場に隣接する中日屋内練習場に響く捕球音は1時間以上、途切れることはなかった。休日返上の若手も引き上げた夕方、ルイス通訳兼ブルペン捕手を相手にベテランが異例の投球練習。危機感が吉見の体を突き動かしていた。
「今年こんなんだったし、大きく変えようと思っています。このままなら(現役が)終わるレベル。やるべきことがあるので、休んでいる暇はない。消耗するけど、投げられる限りは進化していきたい」
わずか5試合で1勝1敗、防御率6・41。最後まで硬くなったマウンドに適応できなかった。「夏以降はいろんな映像を見たり、調べたりしたけど、答えが見つからないまま終わった」。来季は2年契約の2年目。崖っぷちとの思いが募る。
だから恐れずに変化へ踏み出した。練習相手をルイス通訳兼ブルペン捕手に練習相手を頼んだのがキーポイント。「向こうには向こうの投げ方があるから」。硬いマウンドに慣れた外国人のフォームに学ぶ。それは過去との決別でもある。
これまでは左脚を着いてから股関節を移動させることで粘り、腕の出てくるのを遅らせてきた。その下半身主導のフォームを変える。「意識するのは上だけ。上体の力を使うというか。一本背負いをする感じ」。真逆のアプローチだ。
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