2019/04/18
INFOBAR xvが提案する「ツナガリすぎないゼイタク。」 鎌倉建長寺で体験してきました
ユニークなデザインでずば抜けた存在感を放つ携帯電話「INFOBAR xv」。初代「INFOBAR」の登場から15年を記念し、2018年に発表されたシリーズ最新モデルだ。その特徴的なデザインがなんといっても最大の魅力だが、ユーザーからは「スリムで持ちやすい」「情報量がちょうどいい」など、使い勝手の良さにも注目が集まっている。
発売前・発売後にファンミーティングが開催されるなど、多くのファンから支持を得ているINFOBAR xvのもっと深い魅力を探るべく、そのコンセプトを体験できるイベントへ潜入してみることにした。
イベントの開催場所は「お寺」!
神奈川県・北鎌倉駅から歩くこと15分の鎌倉五山のひとつ、建長寺。
去る3月20日に開催されたau主催のINFOBAR xv「ツナガリすぎないゼイタク。」。スマ—トフォンではなく、ケータイであるINFOBAR xvの世界観を参加者のみなさんに体感してもらうイベントだ。抽選に当選した参加者が、1253年に創建された歴史ある禅宗寺院・建長寺に集い、坐禅や茶道、写真のワークショップなどを体験する。
参加者は、INFOBARシリーズをこよなく愛するファンばかり。イベント前に、スマホも持っている人はスタッフに預け、INFOBAR xvのみを手にして臨んだ。
イベントに参加した理由は、「坐禅を体験したかった」「お寺でINFOBAR xvを試すというのが面白そうだった」など人それぞれだが、「お寺でのイベント体験と『ツナガリすぎないゼイタク。』がどうつながるのかを味わってみたい!」という好奇心がひしひしと伝わってくる。
ひたすら自分と向き合ったあとは、心の声を放出!
まずは寺院内の龍王殿に移動して坐禅を体験。簡単な説明ののち、ほどなく坐禅の時間がはじまる。最初はぐらついたり小刻みに動いたりしていた人も徐々に慣れてきて、姿勢が安定してきた。僧侶の村田さんが警策(けいさく)と呼ばれる木の棒で希望者の肩を叩く。バシンッと激しい音に驚くが、打たれた人を見ると余分な力が抜けて背筋が伸びていくのがわかる。「気が調っていく」瞬間だ。
坐禅のあとは、場所を変えて書道体験へ。INFOBARユーザーにはなじみが深すぎるワード、「錦鯉」の写し書きで筆慣らしをしたら、「自分が今もっとも書きたい言葉」という自由課題にチャレンジ。INFOBAR xvで漢字を調べる人もいつつ、「流」「和」「楽」などさまざまな文字を一斉に披露。
坐禅と書道。そこに共通するのは「自分と向き合う」ということ。普段スマホを手にしていると、24時間リアルタイムでSNSや通知が届くのが当たり前だが、坐禅と書道はひたすら自分と対峙する。そして、自分に集中する感覚を体験すると、思考がすっきりクリアになる。
普段の生活のなかで忘れがちな「自分だけの時間」や、その時間を味わうゼイタク。こういった「間」を意識的につくり出すことで、少し心が豊かになることに気づく。
美味しい昼食をいただき、ついにINFOBAR愛があふれ出す!
昼食は、精進料理と建長寺が発祥という「けんちん汁」をいただく。野菜だけでとった出汁は実に味わい深い。野菜の命、美味しさをじっくりと味わうと、参加者のあいだにもようやく雑談する時間と余裕が生まれてきた。そうなると話題はやはり、INFOBAR xvのこと。発売から約5カ月、実際に使ってみて気がついたこともあるという。
「INFOBAR xvの(物理)ボタン操作が好きなんです。フリックみたいに誤操作することが少ないし、片手でメールも打てるから、すごく使いやすいです!」
「わかります! ボタンのときは、画面を見ないでもメールが打てましたもん(笑)」
「私はINFOBAR xvにしてから、電車でSNSやニュースを流し読みしていた時間を好きな本を読む時間にあてるようになりました。LINEなど必要な情報はインターネットで確認できるし、デザインも大好きなのでこれで十分だと、あらためて感じています」
ガラホならではの「ツナガリすぎない」感覚やアナログな操作感を、楽しみながら使いこなしているという参加者たち。好きなものを使いこなすと、生活そのものも楽しめる。なるほど、「ツナガリすぎないゼイタク。」とは、そんなことに気がつく心のあり方なのかもしれない。
五感で感じ取る“ツナガリ”
午後は、写真のワークショップからスタート。3〜4人ひと組のチームに分かれると、テーマに沿ってインスタントフィルムカメラで境内を撮影。さらに、撮影したなかから自身のベストショットを1枚選び、チーム内でまとめてタイトルをつける。フィルムは、1人につきたった2枚! 撮影場所探しも、そのあとのタイトル付けにも散々頭を悩ませているぶん、どのチーム内にも会話があふれている。そうしてアイデアを出し合ってできた力作を、INFOBAR xvで記念撮影する参加者も。
イベントの最後となる茶道体験では、鎌倉で茶道教室を開く河村加代子先生によるお茶点て(たて)。参加者が楽しみにしていた「とらや」謹製のNISHIKIGOI柄をあしらった、その名も「錦鯉羊羹」が出されると、歓声があがる!
そして、茶道の魅力とは? という質問を受けた河村先生は
「お茶、お菓子、器、花。茶席のしつらえから茶席に参加いただいた人との出会いまで、一席一席どれも同じものはありません。どれも奥が深く、一生かけても学び終えることはないでしょうが、それだけにいつも新鮮な気づきがあるのです」
と答えてくれた。
撮影したいと思ったそのとき、その場所も、同じお茶とお菓子のもとに集う今このときも、まさに一期一会。その貴重なひとときを仲間と共有することで、目に見えることのない、でも確かに肌で感じられる“ツナガリ”を五感で感じることができる。
情報につながる場所も時間もコントロールしやすいINFOBAR xvなら、デジタルを通じた“ツナガリ”も、リアルな“ツナガリ”も両方浸ることができる。機能性やスペックの高さだけではない、それを持つことで心の中に生まれるなにか……。イベントの参加者やINFOBAR xvのファンは、きっとそんなところに魅力を感じているのだ。
参加者にとっての「ツナガリすぎないゼイタク。」とは?
さまざまな体験を通して、自分と向き合ったり、仲間と助け合ったりしながら時間を過ごしてきた参加者のみなさん。今日の体験を通じて、自分にとっての「ツナガリすぎないゼイタク。」をどうとらえたのだろうか。彼らの声を聞いてみよう。
『人と人とがつながる時間』
ネットを見るのも楽しいけれど、人と人、写真と向き合うのも楽しいと思った。つながる=安心というのは妄想で、つながらなくても自分は自分なんだと気づいた。(Aさん)
『澄んだコミュニケーション』
つながらないことで生まれる自分や他者とのコミュニケーションがどんどん研ぎ澄まされて、最後にはスマホを持っていないことが自然かも?(笑)というくらいのクリアさを感じられた。(Tさん)
『自由』
情報にとらわれすぎず、他人と比較せずに済む。SNSを見ると、どうしても比較して自己嫌悪に陥ります。私はこれでいいんだと思えたし、それを受け入れてくれるみなさんと一緒に体験できたことがまたよかった。つながっているけど、つながりすぎていない。自由な気持ちでいられました。(Uさん)
とらえ方は十人十色だが、「ツナガリすぎない」ことに心地よさを感じてもらえたようだ。
ほしい情報は自分で「選ぶ」
参加者のみなさんに「普段はどのようにINFOBR xvを使っているのか」を尋ねたところ、スマホやタブレットとINFOBAR xvという「2台持ち派」が多く、「仕事のときはスマホ、プライベートはINFOBAR xv」「タブレット端末とINFOBAR xvを使い分け」などの答えを聞くことができた。
いずれにしても、みなさんの共通した回答としては「SNSにしても日常のニュースにしても普段の情報はINFOBAR xvで。それ以上なにかを知りたくなったときに、タブレットやパソコンを使えばいい」という話だった。
なかには、「SNSは見ないし、写真も撮らないから、INFOBAR xvでいい」というユーザーもいたが、「といっても、建長寺まではGoogleマップで検索しながら来たので、まったくツナガらないわけにはいかないんですよね(笑)」。INFOBAR xvユーザーは、シンプルに絞られたガラホの機能をうまく生かして、ほしい情報を自分で選んでいるようだ。
INFOBAR xvはゼイタクな時間を与えてくれる
イベントに集まったユーザーがINFOBAR xvを選んだ理由については、「デザインのよさ」という人が大半で、「ツナガリすぎない」ことに触れた人はほぼいなかった。しかし、普段の使い方を聞いてみると、情報との「いい距離感」をきちんと保てているようだ。
日常生活でスマホ並みの膨大な情報が必要かを考える機会はあまりないし、ユーザーもわざわざ意識することは少なかっただろう。でも、今日のイベントで「ツナガリすぎない」時間を意識的に体験したおかげで、参加者のみなさんは「“ツナガリすぎない”と心地いい時間が生まれると気づいた」「リアルな“ツナガリ”に目を向けることの楽しさがわかった」と、あらためて感じたようだ。
「ツナガリすぎない」とはいえ、INFOBAR xv ではマップ検索やLINEなどは使うことができる。ちなみに、「au Design project」を立ち上げ、初代INFOBARの開発から携わっているKDDIの砂原哲は、INFOBAR xvとスマホの2台持ちで「普段は携帯しやすいINFOBAR xv、スマホはバッグに入れておいて必要なときに取り出す」という使い方をしているそう。
坐禅や茶道でも感じた心地いい「間」があるゼイタク。同じように、情報との心地いい「間」をつくり出してくれるINFOBAR xvは、現代において、もっともゼイタクな時間を与えてくれる携帯電話なのかもしれない。
文:知井恵理
撮影:中田昌孝(STUH)
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