サッカー元日本代表で現在無所属のMF本田圭佑(33)が2日、自身の公式ツイッターで、古巣の窮状を救うべく、自らの存在価値を“力説”した。
本田は9月30日更新のツイッターで、イタリア1部リーグで下位に低迷する名門ACミランに向け、「いつも力になりたかった。僕のことが必要なら、いつでも電話してください!」と、3年半に渡って所属した古巣クラブに熱烈なラブコールを送った。
ミランが3連敗で16位に沈んだタイミングとあって、イタリアメディア各紙も本田の発言に注目。「ホンダはミランの監督のポジションにつきたいのか? それとも、選手として再びサンシーロのピッチに立つことを望んでいるのか?」などとする現地の反応を引用リツイートした上で、本田は「疑問? 選手としても強くなるし、監督だったら10倍強くなるよ! (監督の)ライセンスはないけど」と強烈な自負をにじませ売り込んだ。
本田はオーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団後、所属先が決まっていない。日本のテレビ番組に生出演した際、本田は「来年のオリンピックに出る、そして、そこで勝つと決めている。そのことを考えれば、ヨーロッパの納得がいくクラブでプレーするのが条件。そこでレギュラーとして活躍すれば、確実にオーバーエージとして選んでもらえるようなクラブ、ということ」などと語っていた。
すでに、本田はイングランド1部の名門マンチェスター・ユナイテッドにも“逆オファー”済み。東京五輪出場を見据え、起死回生のビッグクラブ移籍はかなうのか―。