中日のジョエリー・ロドリゲス投手(28)とエンニー・ロメロ投手(28)が1日、デルタ航空機で帰国するため中部国際空港に姿を見せた。
来日2年目の今季、セットアッパーとして64試合に登板し3勝4敗1セーブ、41ホールド、防御率1・64と好成績を残し最優秀中継ぎのタイトルを獲得したロドリゲスは「とても良かった。唯一、残念なのはCSに出られなかったこと。でもチームとして最後の最後まで戦えた」と1シーズンを満足げに振り返った。注目は去就。来季も絶対に欠かせない戦力として、球団は年俸大幅アップに加え複数年契約も提示し残留要請しているもようだが、メジャー球団もシーズン中に視察に訪れるなど興味を示している。来季については未定だが、「自分としては名古屋に戻ってきたい気持ちはもちろんある。家族みたいなものだし、愛着もある」と話した。
先発として8勝10敗だったロメロも来季の残留を要請されている。「自分としてはいい1年だったし、いい経験ができた」と言い、来季に関しては「ドラゴンズが好きだし、ファンも応援してくれる。大好きなチーム。今後については家族と話して決めたい」と話した。