中日は1日、亀沢恭平内野手(30)、武山真吾捕手(35)、杉山翔太捕手(28)、友永翔太外野手(28)、近藤弘基外野手(26)の5選手に戦力外通告をした。
亀沢は環太平洋大から香川オリーブガイナーズを経て、2012年に育成枠でソフトバンク入り。15年から中日に在籍し、昨年は110試合の出場で打率2割8分6厘、2打点の成績を残したが、今季は47試合の出場で打率1割2分8厘に終わっていた。今後については現役引退か続行か「フィフティー、フィフティーです」と語った。
武山は享栄高から横浜(現DeNA)、西武を経て14年途中から中日に在籍。今季は30試合の出場で打率2割、1本塁打、4打点に終わっていた。今後については「もう名古屋で終わろうと思っていたので、そういう判断をされたなら終わろうかなと思っています」と現役引退する意向を示した。
杉山は早大から13年に中日入り。16年は104試合の出場で打率2割6分、3本塁打、27打点と活躍したが、昨年から2年連続で1軍出場がなかった。今後については「現役を続けるつもりでいる。トライアウトが最初のステップになる」と話した。
友永は日本通運から15年に中日入り。今季は10試合で9打数無安打だった。今後については「まだ決めかねている。トライアウトを受けるかどうか半々です。受けずに引退という気持ちもある」と語った。
近藤は名城大から15年に育成枠で中日入り。16年途中に支配下登録され、その年に2本塁打を放ったが、今季は支配下になって初めて1軍出場なしに終わった。「今後の人生の方が長い。家族と話しながら決めたい」。現在中日スカウトの父・真市さんにも報告したといい、「ゆっくり考えて自分で決断しないさい、と言われました」と明かした。