こんにちは、ニュージーランドの首都オークランド在住のもえみんです!
「日本の電車ってすごく速くて、時間通りなんでしょ?」という質問は、海外の友達からよく聞かれる方も多いかと思います。ニュージーランドの電車は、トロッコ列車かなと思うような速度で走るし、バスは基本的に時間通りには来ないです。そんな様子を見ると、「たしかに!日本の交通機関ってすごいのかも」と納得できます。
ニュージーランド最大都市であるオークランドですが、実際に住んでみてタクシーの数も少なく感じています。車を所有している人は多いですが、オークランド市内は駐車代が高いので、中心から外れた地域まで車で行って路上駐車し、そこからバスに乗り継ぐ人もいます。
今回の記事では、そんなオークランドでよく使う交通手段別のメリットやデメリット、費用などもまとめてご紹介したいと思います。オークランドに初めて来る人は、特に参考にしてみてくださいね。
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オークランドで日常的によく使う移動手段は、主に以下の5つがあります。
特に頻繁に使う交通機関は電車とバスで、オークランドに留学や観光で訪れる方はぜひ有効に活用すべきでしょう。電車とバスを使うなら、「AT HOP CARD」という、日本でいうPASUMOやスイカのようなプリペイドカードを使うのがオススメ。
特にバスを利用する際に、会計にてこずることなく乗り込むことができますし、何よりも値引きサービスがあるのがポイントです。AT HOP CARDを使った場合、通常の運賃よりも20%以上安く済み、学生割引登録をすれば、さらに安く乗ることができます。
電車とバスに関しては、「Auckland Council」という公共団体が運営しています。今年2016年の8月には「ゾーン」という制度に一新されています。
ゾーンとは、オークランド市内をゾーン1からゾーン8までの8つの地域に分けたもの。ゾーン間をどれくらい移動したのかで、支払う料金が変わってきます。
Photo by : Bus and Train Fare Zones
例えばオークランド中心部から、ニューリンという少し離れた地域までは1つゾーンをまたぐので2ゾーン分の料金、現金価格$5.00(375円程度)、学割で$2.38(181円程度)で移動できるようになりました。
また同じゾーン内を移動する場合は、現金価格$3.00 (225円程度)で、私の場合は学割があるので、$1.28(96円程度)で移動できます。
電車で移動する際のメリットは、基本的には「時間通り」に運行しているという点が一番大きいです。バスや車、タクシーなど、普通の道路を利用する場合と違い、舗装された専用レールを走っているので、ラッシュアワーなど関係なく定刻で運行できることがほとんどです。
一方でデメリットは、東京のように徒歩圏内に次の駅があるわけではないので、駅に行くまで15〜20分ほど歩くことが多いです。
市内のブリトマート駅は、フェリーとの乗り継ぎに便利な場所なのですが、市内の大学(オークランド大学やオークランド工科大学)までは20分程度歩かなくてはなりません。
「シティリンク」というバスがブリトマート駅から市内の各地に走っているので、AT HOPカードを使えば、乗り継ぎであれば無料で利用できます。日本の通勤電車のように事故などはほとんど起きないですし、座る場所も基本的にたくさんありますよ。
バスはオークランドではメインの交通機関。オークランド市内を様々な方面のバス路線が走っているため、バスを上手に活用すれば歩く距離を最小限にすることができます。現在地から目的地までの一番近いバス停まで、乗り換えなしで行くことができる点がオークランドでバスを使うメリットですかね。
「バスレーン」といって、国道にバス専用の道が開かれているため、ラッシュ時間でも普通車で移動するよりは時間のロスが少ないのも魅力の1つです。
ただし車内アナウンスがないため、土地勘のない場所へ行く場合にはあまりオススメできません。私はケータイ通信が使えれば、常にGPSで自分のいる場所を確認し、目的地に近づいたらブザーを鳴らすようにしています。
ニュージーランドでは基本的にバスは時間通りには来ないです。10分間隔で走っているはずのバスが3台一気に来て、その後の30分間で1本も来ない、ということもよく起きます。私は毎朝大学へ行くのにバスを利用していますが、同じ時間に家を出ても、日によってはバスが来なくて遅刻してしまうことがあります。ですので、面接などの大事な予定がある時には早めに家を出るか、電車を使うことが多いです。
ニュージーランドでは、車道は日本と同じで左側通行、車も右側にハンドルが付いているので、日本で免許を取った人でも気軽にドライブができます。
特に日本製の中古車は人気で、ガリバーなど日本人経営のディーラーをよく見かけます。ガソリン代も日本と大きな差はなく、1リットル$1.98(148円程度)以内で給油できます。
しかしオークランド市内の駐車場料金はニューヨークよりも高いとまで言われています。しかも多くの人が一度に使うため、なかなか駐車スペースを見つけることができません。
また朝7時から9時、夕方4時から6時の間は通勤・帰宅ラッシュで渋滞することが多いため、時間を有効に使うためにも電車やバスがオススメです。
ですが、旅行などでオークランド市外(ウェリントン市内・クライストチャーチを除く)などに少し遠出をする場合は、車はあったほうが便利です。公共交通が整備されておらず、車でしかいけない地域もニュージーランドでは多いです。私は友達とレンタカーを借りてニュージーランド北東にある「ロトルア」に行った時、車でしか行けない川の真ん中にある天然の露天風呂に行くことができましたよ!
タクシーはオークランド市内に住んでいればよく見かけます。しかしいったん市外に出てしまうとなかなか見かけないので、タクシーを捕まえるのが難しいです。
そこで便利なのが「Uber」という配車アプリ。Uberを使えば、自分の今いる場所から1番近い場所にいる個人タクシーが迎えに来てくれます。
Photo by : Uber
グーグルマップと連携されているので、目的地をアプリで検索し、ワンタップするだけでドライバーを呼ぶことができます。友達と乗り合いをする場合にとても便利ですよ!
また目的地まで着くと、クレジットカードなどで後日支払うことが可能です。その場で現金払いをすることなく乗り降りすることができるので、そこもUberをオススメする点です。料金はメーター制で5キロ$10〜$14(750円〜1050円程度)です。
ニュージーランドのみならず、海外でタクシーを捕まえる際にとても役に立つアプリですので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
オークランド市内では、最近サイクリングロードの開発が進み、かなり走りやすくなってきています。しかしまだまだ危ないところが多いので注意が必要です。
特にサイモンズ・ストリートという市内の交通の核となっている場所では、サイクリストもバスレーンを走ることになっており、大きなバスが横を通る時はドキッとしてしまいます。またオークランドは丘陵地帯ですので、坂が多く、日常的なサイクリングにはそもそも向きません。
しかしスポーツやレジャーとして捉えるのであれば、景色が良くて、安全な場所を選んで走ることをオススメします。特に、ブリトマートからミッションベイまで伸びるハーバーサイドサイクリングロードや、デンボンポートにあるビーチ沿いの道はサイクリング好きにはたまらないスポットです。
オークランドで自転車を手に入れるには、市内からグラフトン橋を渡ってすぐにある「セカンドハンド・バイクショップ」がオススメです。新品を買うなら「Bike Barn」というお店が有名。セカンドハンドバイクショップより少し先に行った所に一件あるので、値段やサイズを比較してみると良いでしょう。新しいものを買って、引っ越す時期になったらセカンドハンドショップで売るというのも1つの手ですよ。
シティバイクであれば、フェリー乗り場の近くで借りることができます。利用するには事前にアプリ登録をする必要があります。
ニュージーランドで自転車に乗る際の注意点としは、ヘルメットは着用義務が定められているので、忘れずに購入しましょう。また、自転車は盗難されやすいものの1つですので、頑丈なチェーンもあると安心ですよ!
オークランドの公共交通機関を東京のものと比べてしまったら、少し不便に感じるかもしれません。しかし、時間の流れがゆったりしたニュージーランドでは、5分10分バスが遅れたくらいで怒ったりする人はいません。
授業や仕事がある人にとっては、できるだけ遅刻は避けたいですが、私の大学の先生は雨の日など遅延の避けられないような時には、10分ほど授業の時間をずらして開始してくれたりしたので、特に焦ったり心配したりせずに済みました。
私自身は値段もそれほど高くないので、バスを好んで使っていますよ!慣れるととても便利ですので、オークランドへお越しの際は、是非バスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。すでにオークランドに住んでいる方も参考にしていただけると嬉しいです。
それでは、もえみんでした!
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