はぁ… | 世界はあたしのお庭なの

はぁ…

テーマ:My life

織田信長キタねーな。

だけど、奴のやり方調べてると…カエサルに似た部分を感じるんだけど。
カエサルはかなり強引なやり方で権力を自分のものにしてたでしょ。
クレオパトラだったあたしは、それを指摘したと思うんだけどね。
違ってないと思うよ。

織田信長は、プトレマイオス13世の頃に成せなかったものを、戦国の世でやろうとしてたな。
上杉謙信だったあたしは、利休と光秀がいたから手が出せなかった。奴に嫁いだ濃姫?だっけ?も、なーんか臭うんだけどね。
彼女はあたし達の知ってる人なんじゃないかって。
奴は、あたしの顔見知りをどうやら人質にしていたようだ。

奴の狙いは天下じゃなく、あたしだったんだろうね。
カエサルのように力を持って、手に入れようとしてたんでしょ。
エジプト時代のカエサルにされたことと同じことしてるじゃんか。
すげー最悪。
今はもう腹は立たないけど胸糞悪いわ。

あんまり酷いから、あたしは反信長にならざるを得なかった。利休の光秀がいても。
光秀はあれだね…。
利休と兼続を守るために信長を殺して、自分も死んだんだな。

やっと分かったわ。
夫が大きな事故にあって生死を彷徨った時に、息子らの顔が浮かんだってわけ。
あたしの顔は微塵も浮かばなかったらしい(笑)
なんつー奴だと思ったけれど、あれは過去世を思い出してもいたんだな。
今なら分かるよ。
そういうものが過去世と重なってるってこと。

あの時代は、悪いやつをヤッたから終わりってわけにはいかなかった。
権力、地位、財力、血縁、繋がり等々のせいで、裏切りなんて日常茶飯事。
だから、死ぬのが怖い弱い心しか持たない馬鹿は、自分の身を守るために、危険な存在は排除して殺した。
織田信長を殺した明智光秀が生き残ることなんて許されなかったんだよ。
善悪の判断じゃない。
邪魔になる奴は、危険因子は殺せの時代だった。
織田信長も豊臣秀吉も、欲と弱さから、有能な者を簡単に殺していった。

だけど元を辿ればギリシャ時代までいく。
あの時代、もしもよーへいが勝博やななこまとちゃんとぶつかっていたなら、現代はもっとマシだったかもしれない。
少なくとも戦国時代は存在しなかったし、ローマ、エジプト時代も存在しなかった。
多くの犠牲を出してでしか気付けない愛があるとするのなら、それはあまりにも悲しい。
よーへいだけじゃない。
多くの人間が、今も尚犠牲を出し続けていても、自分の愚かさに気付くことはない。

凄惨な事件が最近は多い。
それはかつての勝博だろう。
信長と同じだよ。
でも彼は、現世では家族を持ち、社会で評価されて、善良な人間として認められていた。
多くの仲間を持ち信頼されていた。
たとえ残虐な過去世を持っていたとしても、そんなものは全く関係無く。
いつかの時代で多くの人に苦しみを与えておきながら、現世では人の心を癒す存在として、多くの仲間に認められているんだよ。
もしも凄惨な事件を起こした者がかつての被害者だとして、事件に巻き込まれた者がかつての加害者だったとしたなら、一体誰が罰せられればいいんだろう?

アニメ会社の事件があったけれど、亡くなった人の中にはいつかの時代の加害者がいて、そんな人間が世の人を楽しませたり元気付けたりしている作品を描いていたとしたなら…。
いつかの時代に、今回の犯人が酷い目にあったいたのだとしたら…。
人間はどんなジャッジをするんだろうか。

正義とは善とは何だろうな。

ただ一つだけ言えることは、少なくともあたし達は大事なものを守ろうとし、自分自身の貫き通したいものを貫き続けて生きたということ。そんな生き方が、多くの仲間を作り、居場所を未来に残していくことに繋がった。
それだけは間違いない。

出来ればいつか大河ドラマにして欲しい♪
壮絶でドラマチックだろうなー。