25.仮換地指定は?強制連行してでもやる?
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19.地元商業への悪影響
交野市役所に、地元商業への悪影響への見解を求めましたところ、次の回答がありました。
・地元商業者や商店街との調整は、大規模小売店舗立地法で必要ない
・地元商業者にアリオへの出店情報を意向があれば提供する
・商店街は衰退傾向にある
・地元商業者の創意工夫が重要なので、相談窓口を設けている
20.アリオの「意向」なのか歴史と伝統ある市道星田高田線を闇に葬る
星田駅東側と高田を結ぶ市道星田高田線(枚方市駅まで行ける)を闇に葬むられます。
写真中央の南北線
星田北の開発で誘致予定のアリオにとって邪魔なことから、当初は、アリオを2つに分けて、渡り廊下を設けるはずでしたが、アリオの「意向」なのか、交野市民の皆様の税金で枚方市部分まで別の道を整備するとの道路整備を計画しました。
21.交野市役所はアリオ誘致のため交野市民の皆様に負担を負わせることを「のり弁」にして隠蔽
平成28年10月14日、私は、イトーヨーカドーから提出されている「出店意向書」に記載されている条件を知るべく、公文書開示請求を行いました。対する交野市役所は、平成28年10月28日、「のり弁」にした「出店意向書」を提出しました。「出店意向書」に記載されている条件は、交野市民の皆様にとって重大です。にもかかわらず、交野市役所が「のり弁」にするのは、交野市民の皆様に見られては困ることが書いているのだと私は考えます。さらに、「株式会社イトーヨーカ堂の役員会での承認をもって正式決定」と記述しており、「逃走」しても法的責任がないようにしています。私は、交野市役所が交野市民の皆様に負担を負わせ、バレると困るから、このようなことになるのだと考えます。
「のり弁」にした「出店意向書」
怒りに震えた私は、交野市役所が交野市民の皆様に負担わ負わせることを隠蔽するため「のり弁」にした「出店意向書」を暴きます。なぜ、アリオのために星田高田線を消滅させ、外周道路や別の道まで作らねばならないのでしょうか。
22.アリオが「逃走」
平成28年10月4日、日本の公共放送を担う天下のNHKが「セブン&アイHD「イトーヨーカドー」新規出店凍結で調整」とのタイトルで報道しました。
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セブン&アイHDは、業績不振の続く傘下のイトーヨーカ堂について、2月現在で全国で182ある店舗のうち約40店舗を今後4年間で閉鎖する方針を打ち出している。イトーヨーカドーの新規の出店を当面凍結し、既存の店舗の改装などに投資を集中させる方向で最終調整。すでに決めている神奈川県平塚市や愛知県日進市の店舗は予定どおり出店する。セブン&アイHDは「そごう・西武」についても、店舗の閉鎖など経営の合理化を進めていて、6日にグループ全体の新たな経営戦略を明らかにする予定。
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平成28年11月8日、星田北の事業化検討パートナーである大林組は、平成28年10月5日までの一括業務代行予定者の参加表明を見送った挙げ句、平成28年11月9日までの提案書の提出も見送りました。一括業務代行予定者の募集開始時に得意げに私に募集要項を配布していた交野市役所は、周章狼狽し、平成28年12月22日まで参加表明と提案書の提出の期限をホームページで延長しました。
平成28年12月22日、大林組は、参加表明し、提案書を提出しましたが、平成29年1月16日の提案説明会で、アリオが「逃走」したことが判明しました。なお、出店意向書に「株式会社イトーヨーカ堂の役員会での承認をもって正式決定」と記述しており、「逃走」してもイトーヨーカドーに法的責任はありません。
23.大林組と戸田建設が市道星田高田線にトドメ 倉庫へ「暴走」
アリオが「逃走」し、歴史と伝統ある市道星田高田線を存続させるべきところ、元にもどりません。なぜならば、人口集中地域でない所で土地区画整理事業をする場合、平成30年度までに事業化することが社会資本整備総合交付金の交付要件だからです。そのため、半分を倉庫に変更し、残り半分を商業施設のままにしようとしました。しかし、アリオが「逃走」した跡地の約半分の商業地は、1坪当り月額600円〜800円が相場であるためあてはありません。空き地になることが想定されることから、交野市役所を問い質したところ、交野市役所は、商業施設を誘致すると大見得を切りました。私は無茶苦茶だと忠告しましたが、「誘致できなくても区画整理は可能」との地権者無視の本音が出てしまいました。当然ながら、やっぱり誘致に失敗し、大林組や戸田建設が市道星田高田線があるところに倉庫を計画し、市道星田高田線にトドメをさします。
24.説明会や公聴会が大炎上して市道星田高田線の半分を取り戻す
平成29年7月5日、平成29年度第1回都市計画審議会にて、茄子作・高田の枚方市民が星田まで行く場合、遠回りをしなければならないと委員から厳しい意見が出ました。
平成29年7月、平成24年4月における市道星田高田線での歩行者の死亡事故を受けて市道星田高田線の拡幅を求め7961名の署名を集めた茄子作・高田を中心とする枚方市民は、拡幅を求めたところ廃道を知らされ怒りに震えました。彼らは、1万名を目標とする反対のための署名集めを開始する決意を固めました。たまりかねたのか大林組と戸田建設は、密かに市道星田高田線存続を打診しましたが、書面では出せないと言い出しました。一方で、交野市役所は、市道星田高田線を闇に葬る方針ですから、二枚舌と言わざるを得ません。
平成29年7月29日夜、交野市役所は、こっそり1週間前に都市計画の決定・変更の説明会をホームページで告知しました。広報かたの8月号にも掲載しましたが、時間がありません。目も当てられない惨状を知られたくないのか、交野市役所らしい対応です。
平成29年8月5日、都市計画の決定・変更の説明会で、星田駅北から追放される宅地所有者、強制的に減歩される営農希望者、から強烈な反対意見が出て大炎上いたしました。さらに、市道星田高田線で、土建屋のためではないかとの鋭い意見が出ました。
平成29年8月11日、枚方市役所は、都市計画の説明会を開催したものの、枚方市民が大激怒し、大いに荒れました。たまりかねたのか枚方市役所は、市道星田高田線を何らかの形で残すよう求めると回答せざるを得ませんでした。しかしながら、図面上、市道星田高田線はありませんから、二枚舌であると考えます。
平成29年8月30日、大阪府は、都市計画公聴会を開催しましたが、口述を申し出た4名全員が強烈な反対意見を申し述べました。
平成29年8月31日、たまりかねたのか星田北土地区画整理準備組合が「機能保持も視野に入れて」と文書を出しましたが、「視野に」ですから二枚舌と言わざるを得ません。
平成29年9月2日、枚方市は、都市計画公聴会を開催しましたが、口述を申し出た3名全員が強烈な反対意見を申し述べました。
平成29年10月1日発行自由民主によると「道路機能の確保が再検討される予定」とのことですが、そもそも、星田北土地区画整理準備組合は、「機能保持も視野に入れて」であり、「視野に」入っているだけです。廃道の話がなくなったわけではないのです。
平成29年10月5日、交野市役所は、「星田高田線「廃道」の廃止を含めて」と記載した文書を出しました。
しかし、「含めて」ですから、なんとでもなるようになっており、二枚舌と言わざるを得ません。しかも、「「廃道」の廃止」だけがなされると、下図のように新たに作られる都市計画道路(赤線)が迂回する形で南北に整備される予定のままですから、南北道路が2本になり、さらに、星田駅前では至近距離を並走し、もはや、メチャクチャです。そもそも、新たに作られる迂回する都市計画道路を撤回し、市道星田高田線を拡幅すべきです。
平成29年11月10日、星田北土地区画整理準備組合は、市道星田高田線の廃道を断念し、総会にはかることが明らかになりました。
25.仮換地指定は?強制連行してでもやる?
星田北・星田駅北とも未だ外周部分の境界線が確定してませんから、正確な面積がわかりません。正確な面積がわからないとなると仮換地指定できません。交野市役所は、平成31年1月までに境界線確定するとのことですが、反対している地権者を強制連行して境界線確定するのでしょうか。境界線確定訴訟をするとかなりの長期間を要します。どうするのでしょうか。
26.反対したら強制連行の上家を取り壊す?しかしながら失敗
星田駅北の開発に中心的に反対する地権者に対する仕返しなのか、府道交野久御山線の延伸部の都市計画道路の位置を、直線であったにもかかわらず弟と息子の住まいのある所に捻じ曲げて立ち退かせるとの恐怖の行為を始めました。北の国の将軍様を彷彿とさせるその仕打ちを知った星田駅北の開発に反対する地権者は、恐怖に震えました。私は、強く反対しておりましたが、当該都市計画道路は危険であると判断した交野警察署の反対で失敗しました。
27.宅地所有者を強制連行して、家を取り壊し、土地を減歩の上タタキ売るのか
市長戦略で「住みたい、住み続けたいまちづくり」を掲げる交野市役所は、昔から星田駅北にお住まいの25軒の宅地所有者を星田駅北に住んでいるという理由だけで、星田駅北の移転先へ借金をして移転するよう求めています。「住みたいけど住み続けられないまちづくり」のまちがいなのではないでしょうか?借金できなければ、アパートやマンションに「強制収容」されるしかありません。気の毒でなりませんが、交野市役所にとっては、立地適正化計画すら作っていないにもかかわらず「コンパクトシティ」と称しているので、違った意味でコンパクトになることから一石二鳥なのかもしれません。交野市役所の求めを拒んだら、全員まとめて強制連行して、家を取り壊し、土地を減歩の上タタキ売るのでしょうか。※図面上売却予定の保留地や倉庫になっている
平成29年10月1日発行自由民主によると「反対意見・少数のエゴ」、「振り回されて」とのことらしいですが、昔から星田駅北にお住まいの25軒の宅地所有者のうち反対されている方々は、「少数のエゴ」なのでしょうか?
28.営農希望の農家を減歩して事業費調達
昔から星田北・星田駅北で営農している農家は後世まで営農を希望しても、農地が星田北・星田駅北にあるというだけで、減歩されて農地を巻き上げられます。反対しても、強制的に減歩された農地を売却され、事業費にあてられます。その上、5年間営農を禁じられた上、減歩された別の農地が戻ってきても、生産緑地に指定せざるを得なくなります。市街化調整区域の農地と異なり、開発されることを前提としていますから、踏んだり蹴ったりです。
29.病院も「逃走」
星田駅北では、当初、国立病院の誘致の話がありました。しかし、我が国の病床数は、厚生労働省により、各都道府県下の医療圏毎に、病床規制がなされており、自由に病院を開院できません。事実、交野市が属する北河内医療圏の既存病床数は、基準病床数を大幅にオーバーしているため、北河内にある既存の病院が閉鎖し、星田駅北に移転しなければ、病院を誘致できません。しかも、病床数208床の交野病院は、すでに移転新築しており、病床数60床の星田南病院は、築年数30年であることから、交野市外の北河内から病院を誘致しなければなりません。
交野市役所は、業務一括代行予定者によると向山病院が星田駅北に移転すると説明しました。しかし、国立病院はウソだと確定したわけですし、向山病院は、80床しかない上、産婦人科はありません。
平成29年10月17日、私は、向山病院に確認したところ、向山病院は、星田駅北への移転を否定しました。私は、慌てて交野市役所を問い質したところ、「業務一括代行予定者から向山病院と聞いている」との一点張りです。「二転三転は当たり前」なのかもしれませんが、病院は本当なのでしょうか?
平成29年12月23日、向山病院とさらに別の病院の「逃走」が明らかになりました。
30.老人(シニア)マンション建設
星田駅北の駅前に130〜150世帯が入居する老人マンションを建設するとのことです。若い世代を呼ぶなら私はうれしいのですが、老人が増えることにより、国民健康保険や介護保険に悪影響を与えることが懸念されます。
31.フライングで土砂を集めるも追及され撤回
平成29年1月26日、交野市役所が星田北・星田駅北の事業認可が下りていないにもかかわらず、「行政協力」と称して、新名神の工事で生じた土砂を平成29年7月ごろから星田北、星田駅北に盛るべく画策していることが判明しました。ところが、平成29年3月9日、交野市議会3月議会で追及すると、豹変して、一連の経緯を否定しました。
32.遺跡調査でお金を払ってください
星田北・星田駅北の開発で、遺跡の調査のため、面積の約5%、星田北で11ヶ所、星田駅北で18ヶ所、を試掘しました。一括業務代行予定者である戸田建設や大林組は、「負担」ではなく「立替」しか求められていませんから、賛成派の地権者だけでなく、反対派の地権者も、後で請求されます。
33.星田北・星田駅北の土地区画整理事業は早晩破綻?
人口集中地域でない星田北・星田駅北で土地区画整理事業をする場合、平成30年度までに事業化しなければ、社会資本整備総合交付金の交付を受けることができません。事業化にあたっては、都道府県からの事業認可が必要であり、法的には3分の2以上の同意があれば事業認可を受けることが可能です。しかしながら、星田北・星田駅北とも外周部の境界線が確定してませんから、土地の正確な面積がわからず、仮換地指定できません。交野市役所は、平成31年1月までに境界線確定するとのことですが、反対している地権者を強制連行して境界線確定するのでしょうか。また、反対している外周部の地権者を星田北・星田駅北から切り離すのでしょうか。また、仮換地指定できたとしても、お住いの宅地所有者を強制連行して、家を取り壊し、土地を減歩の上タタキ売る、ことは事実上不可能に近いですから、社会資本整備総合交付金のために事業認可を受けることを強行しても、事業実施できません。すると、社会資本整備総合交付金を返還しなければなりませんから、星田北・星田駅北の土地区画整理事業は破綻してしまいます。そうなれば、反対派からも賦課金を巻き上げるか税金投入するしかありません。賛成派、反対派、交野市役所、戸田建設、大林組、の泥仕合は避けられないのではないでしょうか。泥仕合を避けるには、一旦、断念するしかありません。仙台市荒井駅北土地区画整理事業では、地権者の約2割が反対したことから、土地区画整理事業を断念しました。仙台市都市整備局荒井開発事務所によると、仙台市の内規が定める9割の同意に達しないことから、事業認可を受けられるが、事業実施できないので断念したとのことでした。星田北・星田駅北が1日も早く目を覚ますことを願います。
34.星田北2丁目の開発は、税金0円でホームセンター及び食品スーパー誘致
現在、藤が尾小学校東側の星田北2丁目の市街化調整区域では、約6.3ヘクタール(1ヘクタールは、100m×100m)を民間による営利を目的とした土地区画整理事業で開発しようとしております。現在交野市にはないホームセンター及び食品スーパーを誘致することで、地権者の100%同意を得て、誘致するホームセンター及び食品スーパーの内諾を得ております。
商業施設が約83%で約5.2ヘクタール、道路や公園等の公共用地が約17%で1.1ヘクタール、と想定すると、交野市の財政負担はゼロ、減歩率はたったの約10%、固定資産税は年間約6132万円増加、地方交付税の減額補正後の交野市の収入は年間約1533万円増加、します。なお、市街化区域に編入されませんので、都市計画税は課税されません。
商業施設の土地
52000平米×6万円(路線価)×1.4%(税率)=4368万円
商業施設の建物
21000平米×6万円(路線価)×1.4%(税率)=1764万円
35.結論
私は、開発そのものに反対しているわけではありません。また、必ず緑を残さねばならないと言っているわけではありません。
交野市は、土地開発公社の土地の買戻しによる財政負担、新給食センターの建設費用の償還、新ごみ処理場の建設にともなう分担金の増加、3年で約11%にも上る交野市役所職員の報酬アップが決まっております。さらに、老朽化した公共施設等の長寿命化や再編が必要です。したがいまして、これ以上の財政負担は厳しいのです。しかも、リスクをともなう上に、地権者へのメリットもそれほど大きくないでしょう。
一方で、交野市内では、私部南や倉治で税金0円で市街化調整区域の開発が行われております。また、星田北2丁目では、税金0円で、土地区画整理により、ホームセンター及び食品スーパー誘致が行われようとしております。星田北・星田駅北の開発は、営農希望者を農地交換で農地ゾーンを整備するとともに、市道星田高田線を拡幅し、エリア別に合意を取ってから民間施工で開発すべきと考えます。