1.概要
 財政厳しいと交野市役所が言うにもかかわらず、交野市役所は、国が進めるコンパクトシティに反して立地適正化計画を作成せず、コンパクトシティと称して星田駅の北側に広がる、枚方市部分を含む星田北・星田駅北の両市街化調整区域、約46ヘクタール(1ヘクタールは、100m×100m)、甲子園球場約11個分、交野市域の約2%を、交野市民の皆様の税金で、組合施行型の土地区画整理事業により、大規模に開発することを支援しています。大規模開発では、大阪府の外郭団体である大阪府都市整備推進センターが関与し、大林組や戸田建設を事業化検討パートナー・一括業務代行予定者として迎え、黒田実交野市長は、「全力で取り組む」と公言しております。
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 そして、出店を辞退する可能性が高いことからやめた方が良いとの平成27年からの私の忠告を無視し、天下のNHKが新規出店を凍結と報じるイトーヨーカドーを核とするアリオを、誘致条件を「のり弁」にして誘致しようとしました。そのため、アリオの「意向」なのか、邪魔な歴史と伝統ある市道星田高田線を闇に葬るだけでなく、交野市民の皆様の税金で枚方市部分まで別の道を整備するとの開発計画をぶち上げました。
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赤 第二京阪北側のアリオにより迂回する市道星田高田線

平成28年9月時点
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星田北
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星田駅北
宅地需要が少ないことから宅地を減らし、北東部分が倉庫に

 人口集中地域でないエリアで土地区画整理事業をする場合、平成30年度までに事業化することが社会資本整備総合交付金の交付要件である中、アリオが「逃走」したため、代わりに倉庫やあてのない商業施設にすると言い始めました。
平成29年2月時点
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アリオが「逃走」したため星田北を倉庫と商業用地に
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星田駅北の宅地がさらに縮小し倉庫が増加

 私は、交野市役所に無茶苦茶ではないかと忠告しましたが無視され、交野市役所は、商業施設を誘致すると大見得を切りました。しかしながら、やっぱり失敗し、大林組主導の倉庫に舵を切りました。

平成29年6月時点
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ほとんどがダークな準工業地域

 そうした中、「のり弁」にしたアリオの誘致条件を私に暴かれ、とんでもない条件であることが明らかになりました。
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 倉庫のために公道を廃道にするとの暴挙に対し、平成24年4月における市道星田高田線での歩行者の死亡事故を受けて市道星田高田線の拡幅を求め7961名の署名を集めた茄子作・高田を中心とする枚方市民は、大規模な反対運動を展開し、大阪府・枚方市・交野市での都市計画公聴会は大炎上いたしました。
 たまりかねたのか、星田北土地区画整理準備組合・交野市役所は、どちらとも取れる二枚舌としか言いようがない文書を出しましたが、追い込まれたのか市道星田高田線の廃道を断念し、総会を開催しました。
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 一方で、開き直ったのか、星田駅北土地区画整理準備組合・交野市役所は、車が通れない道を一部残しただけで、廃道を強行する決意を固めました。
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 また、星田駅北の開発に反対する地権者への仕返しなのか、府道交野久御山線の延伸部の都市計画道路の位置を、直線であったにもかかわらず捻じ曲げて、反対派地権者の親族を追い出すとの恐怖すべきことを始めたものの敢え無く失敗しました。
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 一方で、移転のため借金できない宅地所有者には、アパートやマンション等への移転をせざるを得なくなります。拒んだら、強制連行の上家を取り壊し、土地は減歩の上タタキ売るのでしょうか。これでは、市長戦略と逆で、「住み続けたくても 住み続けられないまちづくり」ではないでしょうか。
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 なお、駅前広場の東側1軒だけ移転はしなくていいそうです。なぜ、このようなことになるのでしょうか。
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 さらに、星田駅北に至っては、平成30年2月12日開催の全体説明会の午後3時半からの休憩時間中に、理事長自ら交野市役所職員の制止を振切り、ある地権者を「あんな奴」、「邪魔ばかりしやがって」、「よりによってこんな奴」と中傷の上、私に「来るな」、「よりによって○○の代理は許さん」と恫喝いたしました。理事長の「中傷」・「恫喝」に多くの地権者は恐怖に震えました。
 また、一部の副理事長や理事等が約半分弱の広大な土地を所有するエリアを星田駅北のエリアからはずし、一方で、交野市役所は、市街化区域に編入します。一部の副理事長や理事等の一部の土地が減歩されませんので、不公平・不公正です。
 私は、交野市役所から交野市民の皆様を守るため、最後の最後まで戦い抜きます。

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