甲子園のファンに別れを告げたメッセンジャー 阪神は1日、今季限りでの引退を表明したランディ・メッセンジャー投手(38)が、今後の出場予定がないため米国に帰国したことを発表した。
10年目の今季は3勝にとどまったが、球団の外国人投手歴代2位の98勝(84敗)、日米通算で100勝を達成した大投手。引退会見では疲労の蓄積で右肩が悲鳴を上げ「もう限界だと体が言っている」と決断理由を明かしていた。
右腕の引退試合として行われた9月29日の中日戦(甲子園)では先発マウンドに上がり、大島を空振り三振に。試合後のセレモニーでは「阪神ファンの情熱は世界一です」と声援に頭を下げていた。