日本ハムの栗山英樹監督(58)が30日、来季の去就について札幌市内の球団事務所で川村浩二社長(58)と会談した。進退についての結論は出ず、持ち越しとなった。
約1時間の直接会談を終えると、今季5位に低迷したことを踏まえ栗山監督は「選手たちを輝かせることができなかった。ケジメをつけなければいけないという話をしました」と明かした。
このケジメ発言について川村社長は「どういう形が一番良いケジメなのか、今日はその結論づけはしなかった。本来ケジメをつけるというと野球界では終わりということかもしれないけど、そうではない。今季の問題点を反省してどう対策を立てるかが大事。そこを明快にしてから誰が適任なのか考えたい」と説明。その上で「(栗山監督は)チームを熟知していて候補の一人だと思う」と語った。次回の話し合いは10月2日のオーナー報告の場になる。