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【ドラニュース】

中日・与田監督 リーグ5位は「私の力不足」 若い投手が出てきたのは成果 就任1年目を総括

2019年9月30日 22時44分

今シーズンを総括する与田監督(右)

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 与田竜1年目のラストゲームは今季7度目の零封負け。68勝73敗2分けの5位でフィニッシュとなった。5位という結果でシーズンを終えたことに、与田監督は「リーグ優勝を目指して戦ってきたので、満足していない」と悔しそうに話した。

 3年連続の5位だが、夏場以降の失速が目についた過去とは違う戦いではあった。8月21日に今季ワーストの借金13となったが、翌日からは19勝11敗。9月21日には3位まで1・5ゲーム差と、クライマックスシリーズ(CS)まであと一歩のところまで来た。だが、そこまでだった。

 及ばなかった原因について、指揮官は「力が足りなかった。私も含めて。そのひと言だと思う」と語った。あと一歩で届かなかったことも「それが力じゃないですか」。確かに、とにかく力をつける必要があるのは間違いない。同時に、今季見えたさまざまな課題を克服していく必要も、当然ある。

 その一つは打撃。チーム打率がリーグトップでありながら、ここぞという場面であと一本が出ず、勝利をつかみきれなかったことが多かった。この日も4回1死一、二塁の先制機でビシエドが併殺打に倒れ、5回は先頭の高橋が四球で出塁しながら阿部が併殺打。7回2死一、二塁では代打・根尾が三振に倒れた。与田監督は来季のポイントになりそうな部分について「勝負強さ。投打ともにであり、走塁も含めて」と語った。

 

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