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【芸能・社会】

【最年少冠へ】藤井聡太七段 三浦九段戦始まる 王将戦挑戦者決定リーグ

2019年9月30日 10時30分

藤井聡太七段

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 天才少年が臨む人生初リーグの幕が切って落とされた―。将棋の最年少プロ・藤井聡太七段(17)は30日、王将戦挑戦者決定リーグ初戦の三浦弘行九段(45)戦に登場。対局は東京・千駄ケ谷の将棋会館で午前10時から始まっている。持ち時間は各4時間で使い切ると1分将棋。先後はあらかじめ決められており、藤井七段は先手番からのスタートとなった。

 三浦九段とは過去1回対戦し、敗れている。8月11日のJTプロ公式戦1回戦だ。この時は研究熱心な作戦家として名高い三浦九段に変則的な相横歩取りに誘導され、序盤から主導権を握られると、早指し棋戦だけに巻き返すことができなかった。今回は角換わり腰掛け銀に進んでおり、互いにどんな秘策を用意しているかに注目が集まる。

 屋敷伸之九段(47)が持つ史上最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)更新へ向け、藤井七段に残されているチャンスは5棋戦。2020年の王将戦、棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦となっている。

 王将位は現在、渡辺明三冠(35)が保持。挑戦者決定リーグには7人の棋士が参加し、総当たりで渡辺王将への挑戦権を争う。七番勝負は来年1~3月に行われる。

 

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