凸:人間はある種のそういったバイアスや浮き沈みがどうしても出るね。俺も昔打ってた頃そうだったし。
A:そのうえ、AIはミスなしですからね。どんなに辛くても熱くなったりせず、“マイペース”とは、これは訓練された人間でも容易にできることじゃないですね。
凸:無理! 俺も数万試合と打ち続けて冷静さを保つ訓練したけど、イライラしてマウスを壁に投げつけていくつ壊したんだっていう(笑)。
水:コンピュータにも得意な部分と不得意な部分があるですが、その長所部分を究極に最適化している感じがします。
A:もっと人間的な部分でも、特に相手の仕掛けへの対応が巧く感じますね。相手の2副露、1副露手出しなどから聴牌気配をかなり読めていて、当たり牌をピタリと止めてたりしますよ。ベタオリとかになると、本当にトッププロに匹敵する巧さです。
凸:凸:麻雀界トップクラスのMリーガー中、初年度上位成績を収めたASAPINレベルで、今すぐ同じ土俵で今「Suphx」と戦った場合、勝つ自信はあるかな。キツそうだと思うんだが。
A:正直、完全に同じ土俵で調整もなしだと、相当微妙ですね。自信ないです。
凸:さて……。まあこれだけ褒めておけば、あれだ。上げておいて……。
A・水:落とす!(笑)
凸:そうそう(笑)。発表内容の「新たなテクノロジー」とか曖昧すぎねえか、とか色々指摘できると思っているが、じゃあ水上さん何かある?
水:まずこれは絶対言いたいですが、「天鳳」での安定段位6.4段だった「爆打」をかませ犬みたいに書かないで、です(笑)。
凸:それアンフェアよな。ドワンゴのAI「NAGA25」も同じこと思ってそう。
水:最新バージョンの「爆打」だと、安定段位7.9段くらいです。昔の弱かった頃の成績も入れての比較は辛いです……。最終的に負けは認めるんですけど!