「いだてん」嘉納治五郎ロス広がる ネット号泣&山下泰裕氏も涙…役所広司ラスト秘話 デスマスクの意味
俳優の役所広司(63)がNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)でチャーミングに熱演し、圧倒的な存在感を示してきた“日本スポーツの父”嘉納治五郎(1860~1938)が29日放送の第37話「最後の晩餐」で77年の生涯に幕を閉じた。初回から登場し、金栗四三、田畑政治、古今亭志ん生に次ぐ“第4の主人公”と言えるキャラクターの最期に、インターネット上には“治五郎ロス”の声が続出。チーフ演出を務める同局の井上剛監督に、撮影の舞台裏を聞いた。
治五郎は1938年(昭13)5月4日、エジプトの首都カイロで行われたIOC総会から帰国する貨客船「氷川丸」の船内で肺炎のため死去。ネット上には「あああ…治五郎先生ロス」「今日は涙腺崩壊しまくりだ」「史実は知っていても、嘉納治五郎の死、受け入れられん」「分かっていたし、覚悟して見たけど、やっぱり悲しい…嘉納治五郎のいない『いだてん』、来週から見れるかな」「五輪旗がかけられた棺。見せたかったなぁ治五郎先生に、東京でオリンピック」などの書き込みが相次いだ。
「『いだてん』は嘉納治五郎の物語でもあった。良くも悪くも器が大きくて温かくて愛嬌たっぷり、同時にテキトーでワガママで頑固。総じて、愛らしいお方でした。役所広司の凄さを改めて思い知った9カ月でもありました。圧倒的な嘉納治五郎、ありがとうございました」「嘉納治五郎の中に、こんなお年寄りになりたい部分と、こんな年寄りにはなりたくない部分の双方が存在する。すぐそこに、とても身近に9カ月いた生きたキャラクターだった。お疲れさまでした」「演技なのに目を真っ赤にしている役所さん、東京オリンピックへの夢を語る眼が狂気を帯びていた役所さん。役所さんの演技力に圧倒されています」「嘉納先生の…嘉納先生の中の表彰台はずっと1位が空いていて、そこに『東京五輪』が立つ予定だなぁ…東京五輪誘致は先生の戦いだったんだ…長い長い険しい先生の戦いだったんだ…泣」「嘉納先生!一番の思い出は東京オリンピックにしたいんでしょ!死んでる場合じゃないでしか!150歳まで生きるんでしょ!」「『楽しいの?楽しくないの?オリンピック!』。嘉納治五郎の第1話のセリフが思い出されます」「最後の『人生で一番面白かったこと』を話してる時の嘉納先生、良かったな…永久保存版にしたい…本当、役所さんの嘉納治五郎、素晴らしかった…本当、感謝」と役所を絶賛する声、治五郎を労う声も次々に続いた。
本編に続く「いだてん紀行」も、もちろん治五郎。1984年ロサンゼルス五輪・柔道男子無差別級金メダリストで現在は日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏(62)が、その影響力の大きさを語った。「当時の時代的背景を見ますと、日本にオリンピックを持ってくるというのは、とても普通では考えられない。嘉納先生そのものが世界のIOC委員から非常に信頼されいて、命を懸けて日本招致を成し遂げられたと思います。(64年東京五輪で柔道が正式種目に初採用され)柔道って、あの嘉納がつくったんだよな。そういう嘉納先生に対する(みんなの)思いが1964年の柔道の東京開催に(つながった)」と涙ぐみ「日本オリンピック委員会の会長として、嘉納先生の志を受け継ぐ後継者の1人でありたいと、そう思っています」と誓った。
歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務める大河ドラマ58作目。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤官九郎氏(49)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。
治五郎は1938年(昭13)5月4日、エジプトの首都カイロで行われたIOC総会から帰国する貨客船「氷川丸」の船内で肺炎のため死去。ネット上には「あああ…治五郎先生ロス」「今日は涙腺崩壊しまくりだ」「史実は知っていても、嘉納治五郎の死、受け入れられん」「分かっていたし、覚悟して見たけど、やっぱり悲しい…嘉納治五郎のいない『いだてん』、来週から見れるかな」「五輪旗がかけられた棺。見せたかったなぁ治五郎先生に、東京でオリンピック」などの書き込みが相次いだ。
「『いだてん』は嘉納治五郎の物語でもあった。良くも悪くも器が大きくて温かくて愛嬌たっぷり、同時にテキトーでワガママで頑固。総じて、愛らしいお方でした。役所広司の凄さを改めて思い知った9カ月でもありました。圧倒的な嘉納治五郎、ありがとうございました」「嘉納治五郎の中に、こんなお年寄りになりたい部分と、こんな年寄りにはなりたくない部分の双方が存在する。すぐそこに、とても身近に9カ月いた生きたキャラクターだった。お疲れさまでした」「演技なのに目を真っ赤にしている役所さん、東京オリンピックへの夢を語る眼が狂気を帯びていた役所さん。役所さんの演技力に圧倒されています」「嘉納先生の…嘉納先生の中の表彰台はずっと1位が空いていて、そこに『東京五輪』が立つ予定だなぁ…東京五輪誘致は先生の戦いだったんだ…長い長い険しい先生の戦いだったんだ…泣」「嘉納先生!一番の思い出は東京オリンピックにしたいんでしょ!死んでる場合じゃないでしか!150歳まで生きるんでしょ!」「『楽しいの?楽しくないの?オリンピック!』。嘉納治五郎の第1話のセリフが思い出されます」「最後の『人生で一番面白かったこと』を話してる時の嘉納先生、良かったな…永久保存版にしたい…本当、役所さんの嘉納治五郎、素晴らしかった…本当、感謝」と役所を絶賛する声、治五郎を労う声も次々に続いた。
本編に続く「いだてん紀行」も、もちろん治五郎。1984年ロサンゼルス五輪・柔道男子無差別級金メダリストで現在は日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏(62)が、その影響力の大きさを語った。「当時の時代的背景を見ますと、日本にオリンピックを持ってくるというのは、とても普通では考えられない。嘉納先生そのものが世界のIOC委員から非常に信頼されいて、命を懸けて日本招致を成し遂げられたと思います。(64年東京五輪で柔道が正式種目に初採用され)柔道って、あの嘉納がつくったんだよな。そういう嘉納先生に対する(みんなの)思いが1964年の柔道の東京開催に(つながった)」と涙ぐみ「日本オリンピック委員会の会長として、嘉納先生の志を受け継ぐ後継者の1人でありたいと、そう思っています」と誓った。
歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務める大河ドラマ58作目。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤官九郎氏(49)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。
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