アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」第1章の舞台挨拶が、本日9月28日、東京・丸の内ピカデリー1で開催された。
TVアニメとして放送されたファーストシーズンに続く物語として、全12話の3章仕立てでイベント上映されるセカンドシーズン「星乱」。その第1章の上映2日目に行われたこの舞台挨拶には、ラインハルト・フォーエングラム役の
MCから上映開始2日目を迎えた気持ちを問われた宮野は、喜びのコメントを語りながらも、すぐに前日27日に公開された動画「アスターテ会戦 うまい棒でやってみた。」の話題を切り出す。6万1674本ものうまい棒を艦隊に見立てて作中のアスターテ会戦を再現するという衝撃的な動画に、鈴村も「この作品、こんな振れ幅あったんだ」「うまい棒を好きな人にも(アニメを)観てもらいたいというスタッフの気持ちが溢れ出した」と称賛した。
アフレコ現場の話題では「星乱」からの新キャラクターを演じる先輩声優陣への絶賛が続く。アーサー・リンチ役の二又一成について宮野が「存在感がすごい」と言及すると、鈴村は「息を吸うように酷いセリフを言う。嫌な奴に見えるキャラクターを演じるなら『なんかやってやろう』と欲を出す役者もいるのに」と、その自然体での演技を称える。また宮野はフレーゲル役の古谷徹がディレクションに真摯に向かっている姿に感銘を受けたそうで、「その姿を見せていただいていた中なので、古谷さんに『金髪の小僧』と罵られるのも光栄」と笑顔で語る。
さらにフォトセッション中に紹介された劇場グッズが2人を驚かせる。本作のTwitter公式アカウントで展開中のキャラクター猫化企画「銀ニャ英雄伝説」のニャインハルトやニャンのぬいぐるみがあることに気付くと、宮野は“キルヒニャイス”、鈴村は“ユリニャン”のグッズ化を希望。ほかにも名言が書かれた湯呑みがラインナップされるなど、硬派な作品内容とは正反対の展開に鈴村は「なんでもやり始めたな!」と鋭いツッコミを入れた。
締めの挨拶では、鈴村が「短い動画や簡単に見られるものが好まれる時代が来ているけど、たまにはこういう大河ドラマや長編作品を楽しむのも乙なんじゃないか」と語り、宮野もオープニング映像のラインハルトとキルヒアイスの旗艦が並び飛ぶシーンを愛おしそうに振り返るなど、それぞれに本作への思い入れの強さを感じさせる。それでも最後にライブビューイング用のカメラにポーズを求められると、鈴村はニャン・ウェンリーをイメージしてか猫のポーズを取り、宮野は湯呑みを地面に叩きつけるふりをして「プロージット」と発しと両者譲らぬエンターテイナーぶりを見せていた。
アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」は各章3週間限定でイベント上映される。第1章は9月27日から上映中。第2章は10月25日、第3章は11月29日に上映される。