日本のコミック誌の中で最も発行部数の多いのは、少年向けの「週刊少年ジャンプ」であり284万部である。これは総ての雑誌のなかで最多の数字であり、コミック誌を除く雑誌一般の中で最多の「週刊文春」70万部の4倍となっている。 これに、同じ少年向けコミック誌の「週刊少年マガジン」が続いている。 男性向けコミック誌では「ビッグコミックオリジナル」が66.6万部でトップ、、少女向けコミック誌では「ちゃお」が62万部でトップ、女性向けコミック誌では「エレガンスイブ」、「フォアミセス」、「恋愛白書パステル」の3誌がトップである。 2008年3月には「週刊少年サンデー」(小学館)と「週刊少年マガジン」(講談社)が同じ日に創刊してから2009年で50周年を迎えるのを機にライバル関係にあった両誌がそれぞれの人気漫画を組み合わせた増刊号の共同発行などタッグを組むことが報じられ、これまでではあり得ない話として話題となった。前年と比べ少年マガジンが200万部を下回り、少年サンデーが100万部を下回ったことがこうした提携を促したと考えられた。 図に掲載したコミック誌のトータルランキングを掲げると次の通りである。週刊少年ジャンプ(集英社)、週刊少年マガジン(講談社)、月刊少年マガジン(講談社)、コロコロコミック(小学館)、ビッグコミックオリジナル(小学館)、ヤングマガジン(講談社)、週刊ヤングジャンプ(集英社)、ちゃお(小学館)、週刊少年サンデー(小学館)、週刊少年チャンピオン(秋田書店)、週刊漫画ゴラク(日本文芸社)、ビッグコミック(小学館)、ジャンプスクエア(集英社)、モーニング(講談社)、コミック快楽天(ワニマガジン社)、ヤングチャンピオン(秋田書店)、グランドジャンプ(集英社)、最強ジャンプ(集英社)、ビッグコミックスピリッツ(小学館)、別冊マーガレット(集英社)、りぼん(集英社)、コミック乱(リイド社)、漫画アクション(双葉社)、漫画サンデー(実業之日本社)、ヤングキング(少年画報社)、花とゆめ(白泉社)、なかよし(講談社)、Sho-Comi(小学館)、ヤングアニマル(白泉社)、ビッグコミックスペリオール(小学館)、LaLa(白泉社)、コミック失楽天(ワニマガジン社)、エレガンスイブ(秋田書店)、フォアミセス(秋田書店)、恋愛白書パステル(宙出版)、コミック乱ツインズ(リイド社)、イブニング(講談社)、ヤングアニマル嵐(白泉社)、BE・LOVE(講談社)、YOU(集英社)、ガンダムエース(角川グループパブリッシング(角川書店))、ザ・マーガレット(集英社)、プチコミック(小学館)、月刊!スピリッツ(小学館)、コミック快楽天ビースト(ワニマガジン社)、ジャンプ改(KAI)(集英社)、ヤングコミック(少年画報社)、Cocohana(ココハナ)(集英社)、Kiss(講談社)、コロコロイチバン!(小学館)、ご近所の悪いうわさ(宙出版)、アフタヌーン(講談社)、コミック乱ツインズ 戦国武将列伝(リイド社)、office YOU(集英社)、Cheese!(小学館)、Young Love Comic aya(宙出版)、ご家族トラブル(宙出版)、ハーモニィ Romance(宙出版)、ベツコミ(小学館)、ザ・デザート(講談社)、Cookie(集英社)、最高の愛と感動(宙出版)、15の感動クライマックス(宙出版)、別冊フレンド(講談社)、マーガレット(集英社)、LaLa DX(白泉社)、別冊ハーモニィ Romance(宙出版)、コミック華漫(ワニマガジン社)、恋愛Revolution(ラブレボ)(宙出版)、マガジンSPECIAL(講談社)、ウルトラジャンプ(集英社)、少年エース(角川グループパブリッシング(角川書店))、デザート(講談社)、幸せな結婚(宙出版)、別冊花とゆめ(白泉社)、別フレ2012(講談社)、ゲッサン(小学館)、月刊少年ライバル(講談社)、Men’s GOLD(リイド社)、ヤングキングアワーズ(少年画報社)、MELODY(白泉社)、Silky(白泉社)、CIEL(角川グループパブリッシング(角川書店))、スーパーダッシュ&ゴー(集英社)、フラワーズ(小学館)、FEEL YOUNG(祥伝社)、ASUKA(角川グループパブリッシング(角川書店))、ドラゴンエイジ(角川グループパブリッシング(富士見書房))、コミックビーム(発行:エンターブレイン 発売:角川グループパブリッシング)、コミックアクア(オークラ出版)、モーニング2(講談社)、サンデージェネックス(小学館)、ARIA(講談社)、月刊少年シリウス(講談社)、IKKI(小学館) (2007年11月16日収録、2008年5月8日更新、2014年1月22日更新)
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