シブコ、あわや1年3ヵ月ぶりバーディーなしラウンドを冷や冷や回避! 前週の8打差大逆転Vから自身初の2週連続優勝がかかる渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は1バーディー、3ボギーの2オーバー74。予選通過ライン上の49位発進となった。
「あそこから流れが悪くなったかなと思う。ことごとくダメでした」と振り返ったのは2番パー5で1メートルのバーディーチャンスを外した場面。7番ではアプローチをミス、10番は3パット、さらに17番と3つのボギーを献上。「まあ、そういう時もあるよなと。先週の最終日はノーボギー(8バーディー)だったし、って(キャディーの妹弟子・湯浅芹さんと)話してました」
が、ダメなままで終わらないのがシブコスタイル。18番パー5できっちりとこの日最初で最後のバーディー。「やった~っ!…最後だけだけど」と苦笑しながら上がってきた。今季ここまでの平均バーディー数は3・9067でツアー第1位。ノーバーディーラウンドは昨年6月のアース・モンダミン杯2日目が最後。これで今季開幕から76ラウンド連続でバーディーなしのラウンドがなかった。「セーフ! よかった、よかった」--。