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【ゴルフ】

石川遼、今季3勝目へ首位と3打差5位 62の好スコア翌日も崩れず「別人ではなかった」

2019年9月28日 20時58分

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◇パナソニック・オープン第3日(28日・兵庫県東広野GC)

 第2ラウンドで今季自己ベストの62をマークし、2位に上がった石川遼(28)=カシオ=は6バーディーを奪う一方で1ボギー、1ダブルボギーも記録し68。それでも3つ伸ばして通算11アンダーとし、今季3勝目へ首位と3打差の5位につけた。

 ビッグスコアの次の日は、スコアに差が出ることが多かった。でも、今日は別人のようではなかった」。石川の言葉には、確かな手応えがこもっていた。第2ラウンドはコース記録タイで自身の今季ベストスコアの62。この日は68と6打多かったが、それでも3つ伸ばした。

 朝イチのドライバーショットは320ヤードも飛び、183ヤードの2打目は7番アイアンで1メートルにつけた。10、11番で寄せをミスするなど3つ落としたが、上がりの16番からショットが回復。3連続バーディーで締めた。多くの選手が好スコアの翌日は苦しむ。石川も2週前のANAオープンでは2日目に64を出したが、翌日は71。高い所に上がると、次は落ちるしかない。だが今週は「前日は完璧に近い内容で62を出しても、淡々とやっていた。今日も別人のようにはならなかったし、やりづらさもなかった」。首位まで3打差のV圏内。プレー後にその状況を知った。「混戦になる可能性はあるが、自分が早い段階で1位になることはちょっと難しい。明日は、また明日という気持ち」。石川はゴルフの求道者のように冷静だった。(大西洋和)

 

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