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【高校野球】

敵将脱帽「まるで千賀」中京大中京・高橋が圧巻投球で秋の愛知県の頂点に 先発全員の11奪三振、4安打完封劇

2019年9月28日 23時42分

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◇28日 秋季高校野球愛知大会・決勝 中京大中京5-0愛工大名電(岡崎市民)

 3年ぶりの優勝。圧巻の投球を見せたのが中京大中京のエース・高橋だ。私学4強のライバル、愛工大名電から先発全員の11奪三振。4安打完封で、秋の愛知県の頂点に立った。「名電はこれまで対戦したチームとは違う。集中して投げられた」。121球の力投を涼しい顔で振り返った。

 この日は試合前のブルペンでの投球練習から調子はいまひとつ。球速が出ないと感じるや、制球重視に切り替え、丁寧にコーナーを突いた。それでも最速146キロ。相手の倉野監督は「ソフトバンクの千賀君のよう」と脱帽するしかなかった。

 昨秋の東海大会は、準決勝の津田学園戦で2番手登板して5失点。センバツが目の前で遠のいた。「まだ、通過点。東海大会も優勝して、明治神宮大会で優勝するのが目標」。目指す到達地は、もっと先。雪辱の舞台で、成長した姿を見せる。(麻生和男)

 

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