春名風花 🍀9/20〜29『紺屋の明後日』

あらすじを見た時点で「私は辺見を、ひいては辺見のような境遇の人を赦せるのだろうか」ということを考え始めていたが、舞台を見て尚更お悩み中。 答えが出るのは慣用句で言うところの紺屋の明後日なのかもしれないw

はるかぜちゃんはわりと「役者、春名風花の色」みたいなのがはっきりしてて、基本的には役者の色がついてないほうが好きなんだけど、はるかぜちゃんに関してはその色がとても好きなので今日も満足。間の取り方とか声音とか、ツボなんですよ。

（続き18） 春名さんの演技はそういう部分を一切包み隠さず晒してくる無邪気さがあって、むしろ春名さんの当て書きでアイネが生まれたんじゃないかと思うほどでした。 そして今回のお目当てである蘭役の高橋明日香さん。本当に孤高の存在！ #紺屋の明後日

（続き17） だけど、じゃ何が間違ってるの？ってなるときっと誰もが答えに窮するのかもしれない。アイネはただ自分の感情に嘘がつけないだけ、返して言えば普通の人は常に自分の感情に嘘をついて生きていることにもなる #紺屋の明後日

（続き16） アイネ役の春名風花さん。前回出演したダルカラからの制服繋がりっていうのはあくまで表面的なところで、前回のダルカラと同様に広く波紋を投げかける衝撃的なキャラクター。たしかにアイネという存在にたいして多くの人は何か間違ってるって思うと思う #紺屋の明後日

本日、マチネとソワレを通して観てきました 過去の加害者側被害者側どちらも共通して苦しんでおり、なんとかその状況から逃れたいと考え足掻く姿に胸が締め付けられるようでした そしてそれに翻弄される第三者達… 自分がその立場になったらどうなのかを観劇しながら考えさせられました #紺屋の明後日

加害者から見た殺人と被害者から見たそれとは全くの別物で、さらに外野から見るとそれ以上に違うもの。理性と感情の境界とはなんなのか。色々と考えさせられる舞台だった。時系列と視点を入れ替えることで言葉を重層的に描く仕掛けがとても面白かった。 #紺屋の明後日

綱渡りのような人生を生きている人間の難かさを丸ごと表現した芝居だった気がする。殺人という大きなテーマだけでなくわ、もっと日常的な事象にも対応すること。加害者にも被害者にも、加差別者にも被差別者にもなりうる。諸刃の剣の恐ろしさ。結論素晴らしかったです #キ上の空論 #紺屋の明後日

はるかぜちゃんのお芝居結構良かったんでまた見に行きたいですね。

フェーズごとに同じセリフが別な視点で繰り返されるのが非常に印象的で、同じ言葉がどんどんどんどん掘り下げられて意味合いが深くなっていくんですよね。「言葉」の扱いがすごく丁寧かつめちゃくちゃ重い。次も見てみたい。#紺屋の明後日

罪を犯した14歳の自分と乖離してしまった辺見、今後歳を重ねてあの頃の感覚からどんどん離れていくことで、より苦しみも大きくなってくんだろうな #紺屋の明後日

キ上の空論「紺屋の明後日」2回目。同じ時系列を複数の時点で描く作品のため、1回目は「そうだったのか」、2回目は「なるほど」と言うのが多かった。 この物語にはハッキリとした正解がないからこそ、登場人物達や不意に生み出された自分の感想に共感したり反発をしたりと、沢山沢山感情が動いた。

コレでも元ヒーローだから、って復讐をとめるヨシトすごく好きだったな。この人アイネが殺された本当の理由知ったらどうなっちゃうんだろうって不安になった。 あと一見同じ境遇なのに、180°違った生き方をするニイナと絵美の対比がすごく印象的だった。

オフィス上の空 キ上の空論♯11『#紺屋の明後日』観劇してきました。 登場人物の誰にも共感することは難しいけれど、いつどの立場にもなり得る、かと言ってそれを想像することは容易くない、難しい作品でした。最後のシーンでの客席の集中力は今までわたしが感じたことないくらい凄いものでした。

キ上の空論　紺屋の明後日 贖罪はいつ終わるか、糾弾はいつまでできるのか 紺屋の語る明後日は、いつかは出来上がるが確信のない当てにしてはいけない約束 謝罪を繰り返し、悔悟に暮らしていても赦免されることのない絶望の日々 明日は無理でも、明後日はいつか辿り着くだろう #紺屋の明後日