新世界の形
テーマ:My life
昨日から今朝にかけ、戦国時代であたし達兄弟姉妹や仲間達が辿った道を見てきた。
上杉謙信だったあたしは、上杉の者達と自由の中で生きるため、離れて生きる仲間が苦しまないために、他の武将達に圧力をかけていた。
武田信玄の存在もまた武将達への圧力となり、仲間同士が酷く争うことのないものになっていた。
けれど信玄が亡くなり、謙信だったあたしが亡くなると圧力は弱まり、愚かな者達は自己の利益のために争いを始めた。
直江兼続らはそれらを抑えるために戦い、千利休は茶席で争いを収めるために様々な武将達と関わった。宗恩は利休を支え、時には様々な提案もしただろう。
この三人はギリシャ時代の兄弟であり、アーレス、アポロン、アルテミス。
戦国時代は馬鹿にとっては都合の良い時代だった。
馬鹿でもそれなりの場所に生まれ、汚さと悪知恵を持っていたならのし上がれる時代でもあった。
ギリシャ時代から存在でした愚かな者達の威勢は時の流れの中で大きくなっていき、その時代には純粋な姿で生きる者達が酷く困難な状況に追いやられるほどになっていた。
日本ばかりでなく、世界各地でそうだったろう。
そうなってしまった一つの理由に、かつてのよーへいのような生き方があった。
愚かで無能な者達に物や金を与え従わせ、自分に歯向かわない人間にする。
そういった行為が愚かで無能な物達をつけ上がらせ、理不尽なことを繰り返し続けるという現実を作ってしまっていた。
あたし達兄弟姉妹や仲間達に向かってきた馬鹿どもは、かつてのよーへいのような者達が作り上げた人間達でもあった。
クレオパトラだったあたしが、カエサルだったよーへいと関係を切ってしまったのは、それがあったから。
カエサルの死後以降あたし達が苦しんだのは、よーへいのせいでもあった。
だから今世で彼が苦しんだのはその報いでもある。
上杉に向かってきた織田信長には、アテナの子供であり、今の夫でもある明智光秀がついていた。
そしてそこにはアポロンであり、今の次男でもある千利休もいた。
明智光秀は上杉と距離を取る道を模索していたと思う。
謙信が生きていた頃は、あたしが信長に圧力をかけていたものの、死後は上杉の力が弱まったために、兼続らはだけでは抑え切れないくらいになってしまっていた。
無能な馬鹿が大将をやると、くだらん争いが起こる。
明智光秀だった今の夫は、上杉と利休を残すために信長を狩った。そして死んだ。
信長の死後、上杉と利休は豊臣秀吉と協力し、争いのない世の中を目指そうとした。
途中からはアルテミスであり、今は姪っ子の宗恩が利休の妻として加わったことで、兄弟や仲間達には一筋の光が見えたかのように思えたろう。
けれど、秀吉は愚かしい欲を満たす道に進んでしまった。
何度も忠告しただろう利休を罰し、切腹を命じた。
何も守るものが無かったなら、兼続は何に変えてもそれを止めに入っただろう。
それほどの絆が利休と兼続にはあった。
石田三成との関係が大きく言われているけれど、実際は利休と兼続、宗恩の関係が一番深い。
一度目の過去世から続く、強い絆があったからだ。
兼続には守らなければならない仲間、そして宗恩がいた。
もしも利休の切腹を止めに入ったなら、豊臣を敵に回す事になる。その頃の上杉には、それに向かうだけの力は無かった。
そして下手すれば宗恩にも被害が及ぶ。
恐らく…利休は兼続と話さなくてもそれを察し、切腹を言い渡された時に決意したのだと思う。
あいつはそういう男だ。
エジプト時代に、クレオパトラだったあたしが息子達を死ぬことで守ったように、利休も光秀もまた、死ぬことで仲間達を守ろうとした。
兼続は秀吉が死んだ後は徳川に仕え、上杉の精神を残していった。
悔しい人生だったろう。
家康も決して有能だったわけではない。理不尽な人間達が、彼の追い風になっただけのこと。
織田信長も豊臣秀吉も同じだ。
あたし達上杉や離れた仲間達は、今世で革命を起こすため、戦国の世を成長の時代として生きた。
そして、今世でよーへいを呼んだ。
新しい時代を、新世界を作るために。
この二年半のあたしとよーへいとの向き合いは準備期間だった。
お互いの能力を上げるための。
あたしにとっては過去世の自分を思い出し、かつてのあたしが書いたシナリオを実行していく期間でもあった。
記憶のないあたしは知らなくても、かつてのあたしが書いたシナリオは自分の中に生きている。全ては予定通り。
よーへいはそれを分かっていると思う。
イザナギ、イザナミの神話は、日本の始まりのように伝えられている。
けれどそれは違う。
イザナギ、イザナミは、今のよーへいとあたしのこと指す。
あたし達はこれから日本を作り変えていく。
日本の始まりは、大国主命と奴奈姫。
大国主命は政治、奴奈姫は技術を生み出した。
日本の政治や技術はあたし達が作り、広めていったもの。
高度なものを作ったつもりだけれど、今の日本には使い物にならないものが氾濫している。
それを変えていく。
戦国の世で上杉の精神を持つ者達は力をつけた。
今世ではそれを生かしてもらうよ。
新しい世界の形はピラミッド。
頂点にはあたしとよーへいが立つ。
その下に、息子らや姪っ子がつく。
目覚めている者、目覚めていない者関係なく、今はチリ落としの時。
自分の足を引っ張る存在を振り落とせ。
それは時に親しく接していた者だったりするかもしれない。ぶつかり合う中で、離れるべき者かどうかが必ず分かってくる。
離れるべきことを感じたなら、そこから目を背けず、勇気持って離れなければ、上昇しながら先は目指せない。
離れる度に上昇し、先に進むことが出来る。
上昇すると、それまで気にしていたことが自然と気にならなくなる。離れた者との離れた理由がはっきりと見えてくる。
ファンを持つ者達は、ファンの振るい落しをしなければいけない。
先を共に目指せるファンだけを残し、この世界を歪めている生き方をしている者達を落としていく。
そうすることで身軽になっていき、上昇していける。
上杉は先を目指すためにそうしてきた。
自分の持つ能力の大きさにあった位置まで上昇してもらい、その位置で生きる者達を導く存在になってもらう。
この世界にある常識や概念等を壊し、お互いを受け入れ合う生き方を、自身の生き方で表していくことが導くということになる。
力が大きくはなくても、表せるものが小さくても、上杉の精神を持つ者は、自分自身を信じ、ありのままで生きる姿を見せることが出来る。
ピラミッドのどの層にいても、同じ場所を目指す仲間だ。
それぞれの目的は違っても、目指す場所は同じ。
ささやかな幸せを感じて生きたいでも、スポーツ選手になりたいでも、先生になりたいでもいい。穏やかに老後を過ごしたいでもいい。
本当の自分で、偽りのない心で生きていくことで、世界を変える一点になれる。
世界を変えるのは誰かじゃない、自分自身だ。
何処にいても、何をしていても、自分自身だ。
自分の力が世界を変える。
進もう、新しい時代へ。
新世界へ。
過去世からの悲願を叶えていこう。
ありのままの自分自身で。
自分の力で進め。