【芸能・社会】「山崎屋…まさよしです」京都南座でノリノリ初ライブ!歌舞伎の見得切るポーズも披露2019年9月27日 22時59分
シンガー・ソングライターの山崎まさよし(47)が27日、京都南座で初めてコンサートを開いた。所属のユニバーサル・ミュージックと松竹が、「時代を超えて、後世に歌い継ぎ、伝えていく」をコンセプトにしたライブ「音力 ONCHIKA presents『歌伝 2019』」の第1弾。約400年の歴史を誇る南座が昨年11月に新装開場後、Jポップコンサートは初めて。満員の約1000人が、ひと味違ったライブを満喫した。 柝(き)の音が鳴り、定式幕がするすると開いて、オープニングで、いきなり大きな拍手と歓声に沸いた。揚げ幕の中から山崎が登場。生まれて初めて南座に入った山崎が「ちょっとやってみようかなと思って」の演出。リハーサル後、「照れますね」と言っていたが、本番では笑顔を見せながら、舞台中央へ。 この日は、弦楽カルテットを従えたステージ。昨年行ったツアーのスタイルで、「月明かりに照らされて」でスタート。「歌舞伎は生声だから、音が響くようにできているように感じた」という通り、歌声、演奏がストレートに心地よく会場に響き渡った。 実は滋賀県生まれの山崎は、母親の出身地が京都。「小さいころ祇園でジュースを飲んでた」思い出がある。MCでは、「ここを通った時、なんの建物やと思ってた」と言って笑わせ、自ら「山崎屋…まさよしです」と自己紹介。歌舞伎で実際にある屋号だけにバカ受け。会場からも「山崎屋!」の掛け声が飛んだ。 紅葉の書き割りをバックに次々歌い継ぎ、13曲目「晴男」の時には、3階席までファンはほぼ総立ち。ご機嫌の山崎は、一瞬歌を止めて、見得を切るポーズをして、またまた大歓声。予定時間を30分近くオーバーして全17曲約2時間のシンプルにしてゴージャスな南座ショーになった。
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