アイドルグループ「ジャニーズWEST」の桐山照史(30)が、来年2月8日~3月4日に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される舞台「泣くロミオと怒(いか)るジュリエット」に主演することが決まった。
映画「月はどっちに出ている」の脚本や、舞台「焼肉ドラゴン」の演出などで知られる鄭義信(チョンウィシン)さんの新作戯曲。シェークスピアの名作「ロミオとジュリエット」を題材にしているが、物語の舞台は戦後の関西の港町でせりふは全編関西弁、キャストも全員男性という斬新な内容になっている。桐山がロミオ、俳優の柄本時生(29)がジュリエット役を演じる。
ロミオは愚連隊「モンタギュー」の元メンバー。敵対する「キャピレット」のリーダーの妹・ジュリエットに人生で初めて恋に落ちる。
桐山は「何せ映画ではあのレオナルド・ディカプリオも演じた役。愛に殉じて命を捨てるなんて、エグカッコエエ! ただし、今回はジュリエット役が柄本時生さんなので、恋の顛末(てんまつ)がどうなるものか僕自身もまだ想像できず、ワクワクだけが募っています」と心境を吐露しながら「ちなみに、時生さんとご一緒することで父・明さん、兄・佑(たすく)さんに続く柄本家男性陣との共演がコンプリートになることも、うれしいポイントです」と付け加えた。