俳優でミュージシャンの北村匠海(21)が28日、東京都内で初のソロ写真集「北村匠海写真集 U&I」の出版記念イベントを開いた。
19歳のころの未公開カットから、奄美大島での撮りおろしまで、3年間の軌跡をたどる全176ページ。「恥ずかしくなるくらい顔が変わっている。写真集でもあり記録集です」と赤面の北村。主演したヒット作「君の膵臓をたべたい」を撮ったころのカットには「目がギラギラして野心に燃えている。自分の中で大きな変化があった映画だったので気持ちが高ぶっていたのかも」と撮影時を振り返った。
もともと島好きで、以前、仕事で訪れたことのある奄美大島を再訪し、観光気分で撮影を楽しんだ。ローブのような真っ赤な衣装を身にまとう浜辺のカットがお気に入り。海の青とのコントラストが映える美しい一枚だが、「そのまま海に飛び込んだらむちゃくちゃ重たくて」と苦笑いした。