逮捕の中国人夫婦に指示役か 「7pay」詐欺 何者かが同じIDで不正アクセス 北海道
セブンイレブンのスマホ決済サービス「7pay」が不正使用された詐欺事件で、逮捕された中国人の夫婦に指示した人物がいる可能性があることが分かりました。
詐欺の疑いで送検されたのは茨城県の張雨微(ちょう・うび)容疑者(22)と劉澤禹(りゅう・たくう)容疑者(24)です。
2人は2019年7月、北海道苫小牧市に住む男性の「7pay」のIDなどを不正使用し、過熱式タバコ用カートリッジ2万5000円分をだまし取った疑いがもたれています。2人は容疑を否認しています。
その後の調べで犯行直前、2人以外の何者かが同じIDで不正アクセスし、さらに2人が誰かに電話していることがわかり、警察は2人の指示役がいるとみて捜査しています。
また2人はこのほかにも別のIDを使い、約20万円を騙し取った疑いもあり、警察が余罪を含め調べています。